本日は電炉大手の5444大和工業に500株新規in。まだ会社について調べられていない部分も多いが今期予想を既に出してきており安心感。過去の傾向からも期初から強気予想を出してくる印象もない。世界的な鉄鋼需要は今期も堅調に推移すると予測している。経常利益の海外比率が80%なので国内比率の高い他社と比べるとインフレに対するリスクもある程度分散できそうと判断。
今期予想は売上高増、営業利益減でインフレ影響による利益圧迫傾向がみられるが持分法適用子会社による経常利益が大きく伸びる予想を出してきている。今後の市況展開が読めないこともあり上期と比べ下期は保守的想定の模様。
配当性向30%で現時点で今期予想に対する配当利回りは4.65%。
今後の2つの大きな焦点
ゴールデンウィーク中にFOMC通過などで中乱高下があったが基本的な方向性は変わらず。金融引き締めでインフレをいかに抑えられるか一つの焦点。原油が下がらない中で各国インフレ退治を最優先に動いている。岸田首相が原発稼働再開に前向きな姿勢をアピールしていることもあり東京電力をはじめ電力関連が爆上げ。
もう一つは景気後退懸念をけん引している中国のロックダウンがいつまで続くのか?11月の中国共産党大会まではロックダウンは継続する可能性があるという見方もある。先の展開は全く読めないがロックダウンとはいずれ決別しなければならない。ロックダウンが世界的な需要面でのインフレをある程度抑制している面もあるかもしれない。
結局コロナ渦におけるかつてない金融緩和の反動であるかつてないインフレを金融引き締めでは抑えることはできず最終的に景気後退なくしてインフレの抑制は不可能のではないか?というのが今の全体相場の個人的な見立て。
本決算シーズンの最中なのでインフレに強く需要も強い銘柄に焦点を合わせて爆益確定銘柄を探っていきたい。
現在の保有状況