エル川の株ブログ 爆益への意志

株式投資についての私的雑記です。主にアウトプットとしてのブログです。こんなんでも爆益を夢見ています。投資日記的にやっていますがコメントくれたらうれしいです。Twitter https://twitter.com/elflf16

本決算は難しい(´・ェ・`)

本決算は難しい

次の決算シーズンが近づいてきた。次は本決算を発表する企業が圧倒的に多い。そして四半期決算の中で本決算が一番難易度が高いとされている。本決算だけ株価は直近四半期の数字ではなく来期予想に大きく反応するからである。直近の四半期がどんなに素晴らしい数字でも来期の見通しがイマイチなのであれば大きく売られてしまう。

会社側がどういった来期見通しを立てるかを予測することは直近四半期の数字を予測することよりも断然難しいと思う。期待先行で買われていて直近の数字も良かったのに今後の見通しが保守的で爆下げなんてことがよくある。しかし逆に言えば本決算通過後は他の四半期決算よりも買い場となる場合が多いとも言えるかもしれない。四半期の中でやはり本決算は最重要である。

 

四半期を狙う難しさ

四半期毎の決算を意識した投資で去年は失敗し続けた。一例として去年必死に追いかけていたヨウ素生産の4107伊勢化学工業。去年は貿易統計などを毎月チェックして四半期での上振れがあるかどうかの基準で見て売買を繰り返していたがうまくいかず。そして今年に入って年初に8000円付近だった株価は現在18000円を超えた。

ここにきてなぜ急騰しているかというとペロブスカイト太陽電池の実用化が始動し始めたのとペロブスカイト太陽電池開発者の宮坂教授がテレビのインタビューでヨウ素が重要な原料であると語っていたからであると私は考えている。テーマとモメンタムが一気に乗っている状況だと解釈している。

確かにヨウ素の価格は上がり続けているものの去年と比較して急激な上昇が起きている訳ではない。ドルベースでは1年以上前からほぼ横ばいである。業績面でこれからすぐ劇的な変化が起きるわけではないと思う。やはりテーマ、モメンタムによる将来への期待感が一気に押し寄せて株価を押し上げているとしか説明できない。結局こういう瞬間に一番株価は上がるのだろう。それがいつ訪れるかを予測して利益を上げる事は私には不可能だった。

結局現在は伊勢化学工業を保有できていない。目先の四半期業績は気にせずヨウ素価格が急落でもしない限りは気長に保有し続けるというような方針を取っていれば今でも保有できていたのかもしれない。四半期の業績はもちろんテーマやモメンタムがいつどのタイミングで乗っかってくるのかを予測するのは私には難易度が高すぎて不可能である。ということで今は四半期をあまり意識せずという方針に切り替えている。同じような見立てで現在も保有し続けているのは7826フルヤ金属。いずれは今の伊勢化学工業のような状況が訪れてもおかしくはないと考えている。のんびりのんびり気にしない気にしない。

 

年間損益額と現在の評価損益状況

今週は決算シーズンに向けて少しポジション調整の利確。確定損益は先週比で+15万くらい。