エル川の株ブログ 爆益への意志

株式投資についての私的雑記です。主にアウトプットとしてのブログです。こんなんでも爆益を夢見ています。投資日記的にやっていますがコメントくれたらうれしいです。※本ブログは特定銘柄の推奨・勧誘を目的としない一般情報であり、投資判断は自己責任

政府と日銀の方向性の違いが鮮明に(´・ェ・`)

個人的に去年から金利やインフレ動向に対して大きく注目している。

経済メディアでは政府と日銀のすれ違いがよく指摘されているが、個人的に今週その政府と日銀のすれ違いが明確に浮き彫りになった事象が複合的に観測された。来週のネタにしようと思ったが、鮮度を保つために本日更新。

 

まず、高市政権の政策に関わるブレーンとしてに現在よく経済投資メディアに露出してくれている会田卓司と永濱利廣という二人のエコノミストがいる。

この二人がそれぞれどういった形で現高市政権と関わっているかAIにまとめてもらったのが以下。

 

この二名は高市政権のスタンスの代弁者的な側面があると個人的には思っている。つまりこの二人の発言、意見、考察はそのまま現在の高市政権のスタンス、方針へと接続されると個人的には見ている。

また、緊縮財政に対する痛烈な批判をすることで有名な高橋洋一という人物がいる。今は高市政権と直接的な関わりはないが、高橋氏は高市さんが首相になる以前にメディアでも何度か共演している。その高橋洋一さんと永濱さんと会田さんが直近で静岡朝日テレビニュースのYouTube動画にて共演。先週は会田さん、今週は長濱さんと共演していた。

会田氏は高橋氏のような直接的な日銀への批判はしていないものの利上げに対してはかなり後ろ向きな印象だった。

https://www.youtube.com/watch?v=lez0jR7lPH4

以下AIによる動画での会田氏の主張と分析・検証。

 

また、先週6月26日金曜日のマーケットマスターズの動画には永濱氏が出演。

https://www.youtube.com/watch?v=UlBfUGouaMo

岡崎良介さんのデータを用いた日本とアメリカの物価の波及に対する彼らの分析議論は非常に興味深い内容であったが、個人的には動画の中で永濱さんが消費者物価指数は年末にかけて2%台後半まで上げた後、そこでピークアウトし食料品減税もやるのでおそらく来年には0%台になるだろうと思いますとさらっと?言及していたのがかなり衝撃的だった。(動画の29:02あたり~)

この発言は日銀による4月の最新展望とのかなり大きなギャップを感じた。

以下、AIによる検証考察。

日銀による4月の展望は食料品の消費税減税は考慮されていないので来年0%台も可能性としてはあるかもしれない。日銀が食料品減税を受けてインフレ見通しをどのように変得てくるのか、現時点ではどうとも言えない。

 

 

全体的にまとめると当然ながら?会田氏と永濱氏のスタンスとしてはどちらもインフレに対してかなり楽観的な印象。一方で日銀は利上げ姿勢を維持し続けている。

そして本日共同通信による「政府、骨太方針で日銀けん制へ」という見出しのニュース記事が目に入り、これで政府と日銀のすれ違いがより鮮明になったと思い至りブログを書く衝動に駆られた次第である。

news.yahoo.co.jp

一方で日銀としては、タカ派として知られる日銀の田村審議委員は直近の講演にて中立金利「2%前後」 数カ月ごとの利上げ主張。今に始まった話ではないが物価インフレに対するスタンスがやはり真逆である。

果たしてこれからインフレはどうなっていくのか?「利上げはするな」と明確な言及はできない政府側のスタンスを探るためにも、今後も永濱さんと会田さんの発言に最大限の注目をしていきたい。

2026年前半戦を振り返って(´・ェ・`)

来週末にはもう7月になっているので一足先に2026年の前半を振り返る。

個人的に一番大きかったのはやはり資産評価額ベースで1億円にタッチできたこと。これは素直に大きな達成感があった。

もちろん10年前と比べれば1億円の価値は随分と下がった。特に株式投資をしている人にとってその感覚はより強いと思う。それでも過去の記憶に留まり続ける私にとっては大きすぎる数字であり資産額としてはもう十分に満足してしまった。

「こんなものはまだまだ通過点にすぎない」と言いたいところだが、私は完全に「億までの人」だったのだと思う。

相場の世界では先入観がうまく機能する場面も多々ある。

私にとっては井村さんという大きな存在が世に出てきてくれたことが非常に大きかった。いつもスマートで誰よりもわかりやすく解説を提供してくれる。その姿を見て、「これはまさに自分に合っている」と思い込むことができた。

その思い込みにたまたま運とタイミングが噛み合った。結局はそんなところだろうと思う。実際、去年はかなり死にかけているし今のところ元気でいられるのも紙一重の結果でしかない。

逆に今まで培ってきた先入観によって大相場を逃すこともある。半導体はまさにそのパターンだった。

自分のような頭の弱いずぶのど素人がいくら勉強したところで、どれがいつ当たるかなんて一生理解できるはずがない。わかったつもりになって専門領域に深く踏み込んでいけば必ず痛い目を見る。

そんな先入観があり結果としてAI半導体相場にほとんど乗り切れなかった。私みたいな集中投資スタイルだとある程度初動で乗れなければ、あとは置いていかれるのを眺めることしかできない。

そしてAIのスピード感がすごくて知的労働の在り方についても日々考えさせられる。

これからはAIが出力できない情報、つまり足で稼いだ展示会やセミナーでの感触、IRとの対話でしか得られない実情のような部分でより差がつくのかもしれない。

しかしそれでもAIの急速な進化によって、できることがあまりにも増えすぎたと思う。

かつては個人投資家間でも「情報を道筋立てて整理し、精査し、的確にまとめて投資仮説に落とし込む」みたいな能力に大きな差があった。それ自体が優位性に繋がっていたと思う。

しかし今ではその差はかなり小さくなっているのではないかと思う。決算、業界動向、投資戦略、仮説などを的確に要約・解説した画像がXのタイムラインにも溢れるようになった。

そんな状況下で改めてインデックスの強さも思い知らされている。

今までは、個別株に時間をかけてちゃんと努力できる人ならインデックスを超えるパフォーマンスを出せるという奢りがあった。しかしそれは、ここ数年の状況が良すぎただけだったのかもしれない。

今年に限って言えば、私を含め個人投資家で日経平均を上回っている人は少数派なのではないかと感じる。結局、AI・半導体にどれだけ投資ウエイトを置けていたか。それが大きな分かれ目だった。どんな形であれそこに資金を投入できていた人は全面的に尊敬する。

私は出来なかった。今回が人類最後のバブルではない事を願いつつ、これからも実情と株価の歪みはどこかに存在し続けると信じている。去年4月まではこの機会を逃したらもう無理!みたいな焦りがあったが、これからは焦らず続けていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年の記録

年間確定損益額+34,299,635
現在の評価損益状況+13,035,662円
資産年初来+29.43%(前週比+2.37%)
昨日はぶち上げたと思ったら今日は大幅反落。指数は毎日ボラティリティが高すぎて何も感じなくなってきた。

AI要約ブームを満喫中(´・ェ・`)

GPTの深掘り力の進化で過去に読んだ本などの復習が捗っている。

最近読んだ中で個人的に特に衝撃的だったベノワ・マンデルブロの禁断の市場を昨今の日本の債券市場で起きた6標準偏差(6シグマ)の異常な値動きと絡めてまとめてもらった。この本は日本では流行らず電子書籍も出ていないが英語ではレビューも多くそれなりに読まれているので内容自体は割と詳しく要約してくれた。

市場の崩壊を警戒しすぎるということはない。なぜならそれは崩壊なのだから。

改めて市場の怖さを思い起こした。特に怖いと思うのが時間の圧縮。暴落時は何年もかけて築き上げた時間が一瞬へに圧縮されるような感覚。これが怖くてたまらない。全てを放棄したくなる恐怖。相場に乗り遅れる恐怖や苦しみよりもこの恐怖を二度と味合わないことをまずは最優先しようと。忘れないように定期的に見返したい。

 

また、最近は海外の投資動画も日本語の自動生成音声が選べるようになってきており寝る前に聞いたりしている。かつてないマネーが韓国や日本の半導体株に押し寄せているということで、今は個別株を細かく見ていくというよりも世界的なマネーの潮流や相場観を見る方がより重要な局面と感じる。

最近見た中で特に印象的だったのが以下の動画。これを読むと中小型ではなく大型に資金が集まっている現象が起きているのは日本だけではないということがわかる。逆の逆の逆みたいな発想?で中小型株を見過ぎて超大型テック株が過小評価されているという主張は新鮮で印象的だった。

http://www.youtube.com/watch?v=DZt1DDmMNGk

以下Geminiによる要約

1. 市場の構造的な「アンダーウェイト(過小保有)」

多くの大学基金(エンダウメント)や大手機関投資家は、「大型株にはアルファがない」という定説を盲信しています。そのため、インデックスを上回るリターンを狙うために中小型株の専門マネージャーに多くの資金を配分し、超大型テック株をポートフォリオ内で構造的に過小保有(アンダーウェイト)する傾向があります。 また、仮に保有していても、それらの企業が持つ巨大な影響力に対して、十分にリスクを取ってオーバーウェイト(指数以上の割合で積極保有)することが制度上・心理上難しくなっています。

2. デジタル経済における「勝者総取り(Winner-Take-All)」の構造

従来の物理的な経済とは異なり、デジタル経済においては「市場のリーダーがより早く、より大きく成長し、利益を独占する」というエコシステムが形成されます。 ネットワーク効果や莫大な計算資源(データセンターなど)への投資余力により、リーダー企業は競合が追いつけないほどの規模の経済を獲得します。この「指数関数的に拡大する利益プール」の持続性と爆発力を、多くの一般的な投資家は過小評価しがちです。

3. 大型株における「認知のタイムラグ」とリサーチの優位性

Alex氏は、中小型株と大型株における株価形成のメカニズムの違いを次のように説明しています。

  • 中小型株: 誰か「1人の投資家」がその企業の素晴らしさに気づいて買い進めれば、株価は大きく上昇します。

  • 大型株: 株価や評価が大きく動くためには、市場に無数にいるジェネラリスト(全業種をカバーする一般投資家)のポートフォリオマネージャー(PM)のうち、「100人の認識」が変わる必要があります。

例えば、「GoogleはAI検索の台頭によって終わりを迎えるのではないか」といった懸念が市場に広がった際、多くのジェネラリストPMはリスクを恐れて懐疑的になります。 しかし、テックのインフラや基盤モデルの動向をディープに分析しているWhale Rockのような専門チームは、市場の大半(95%のジェネラリストPM)が気づく前に、「その懸念が誤りであること」や「企業の真の収益力(Underappreciated earnings power)」を見抜くことができます。

この「一般の投資家がマクロな懸念や誤解に囚われている時間」と「専門的なリサーチによって導き出される真実」の間のギャップ(認知のタイムラグ)こそが、メガキャップ株において巨大なアルファを生み出す源泉になると彼は主張しています。

実際の投資への落とし込み

この思想を具現化するために、同ファンドでは世界の時価総額トップ30社をユニバース(投資対象候補)とし、その中からリサーチによって厳選した12〜13社だけに集中投資する「Mega Cap Tech Fund」を立ち上げています。

マグニフィセント・セブン(Mag 7)と呼ばれるような超大型株であっても、AIブームの進展に伴って各社の業績や株価のリターンは一様ではなく、大きく「二極化(divergent)」しています。この環境下で、どの企業が真のインフラを押さえ、どの企業のデータ優位性が本物であるかを見極めるアクティブな選択を行うことで、市場平均を大きく凌駕するアルファを獲得できると確信しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年の記録

年間確定損益額+33,924,956
現在の評価損益状況+12,251,770円
資産年初来+27.06%(前週比+0.02%)

過去に囚われ留まり続けて完全に日経平均に置いていかれる。過去十数年の成功体験や先入観に囚われず柔軟性を持って半導体を買えている人は本当に凄いと思う。全く乗れていないけど、キオクシアが崩れたら全部崩れるかもしれないと思うのでこのまま宇宙まで行ってほしい。

マーケットのドパガキ化?(´・ェ・`)

楽待のおにや氏の動画を見る。個人的に配信者ウォッチャーとして加藤純一界隈の一角であると以前から認知はしていたがやはりめちゃくちゃ面白い。株xエンタメの世界でめちゃくちゃ化学反応を起こしていると感じた。やはり天才。超競争過多のゲーム実況界で勝ち上がって来た傑物が株メディアに君臨すれば(エンタメ的な意味で)誰も敵う訳がない。

おにや氏がオルツとか超低位株を触っていたのはYoutubeのサムネとかでなんとなく知っていた。どうせすぐに飽きるだろうと思っていたがその後現在まで結構のめり込み続けている模様。彼が話していたヤフー掲示板のネームド達の動きを逐一追いかけるというやり方、特にアベンジャーズのくだりは笑ってしまったが別の意味でも面白い。上手く扱える人がいたら普通に手法として成立しそう。

現在個別株界隈はモメンタムチンパンジーという言葉が流行っているが、これは世間で流行っているドパガキという概念と密接な関わりがあるかもしれない。と、おにや氏の動画を見ていて思った。(※ドパガキ=ドーパミン中毒のガキ、主にSNSのショート動画やゲーム、通知など、即時的な快感や刺激に過剰反応し、長時間の集中が困難な若年層を自虐や揶揄を込めて指す言葉。)

多分今はどの世界でもドパガキ化は見られているのではないかと思う。音楽、動画、オリパ、株取引・・・現代人は益々タイパ重視でとにかくインスタントな刺激を求める傾向があるに思う。AIによる効率化の急速な拡大に伴って「快楽の効率化」も急速に拡大しているということなのかもしれない。

それは本来投資の王道とされる長期x分散x積立とは真逆とも思える。投資=我慢はもはや時代遅れ。そう考えると現在バリュー投資家のパフォーマンスが逆行してしまうのも当然なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年の記録

年間確定損益額+33,301,111
現在の評価損益状況+12,871,831円
資産年初来+27.04%(前週比-7.60%)
利確、損切と入れ替えを進める。税金の影響もあるが前週比大幅マイナスでマーケットと逆行中。
先週Googleのエクイティファイナンスやトークンエコノミクスが話題になりAI相場も潮目が変わる懸念も一部囁かれたが終わってみれば結局強い。スペースXの史上最強のIPOイベントはどうなるのだろう。
 

 

フィジカルAIへの変容候補11選(´・ェ・`)

いつの世も株価が動くのは市場認知の変化が起きる時。

その一つがテーマ株へのラベルの張替え。私の株式投資の根本にはテーマ株がある。が、今から「AI半導体」へとラベル変更が起きる銘柄ほとんど残されていないと思っている。これからラベルの変更が起こり得る領域の1つはその延長線上にある「フィジカルAI」ではないのか?ということでそんな単純な思いつきで既にバリュエーションが乗っている本命、王道候補は除いてもらった上でフィジカルAIへと変容する可能性のある銘柄候補を考えてもらった。

一説によるとテスラのOptimusでは原材料リストでセンサーの比率が高い。なので今回はセンサーを軸に今後「フィジカルAI」へと変容する可能性のある銘柄候補を考えてもらった。現段階では内容は薄いしこじつけ感も強いとあらかじめ断っておく。

 

6850 チノー

熱を読む会社 → フィジカルAIの「体温・熱画像」銘柄

チノーは温度センサー、放射温度計、熱画像計測装置を持っています。熱画像装置は2次元で温度を測り、ライン監視、検査、設備診断、研究用途に使えると説明されています。

フィジカルAI化ストーリーは、ロボット本体に載るというより、ロボットやAI制御が入る工場・半導体・電池・熱処理工程で“熱状態をAIに渡す会社”になるというものです。

たとえば、AIが工場を自律制御するには、カメラだけでは足りません。
「モーターが異常発熱していないか」
「バッテリーセルの温度ムラはないか」
「炉内の温度分布は適正か」
「半導体装置内の熱プロセスが安定しているか」
を読む必要があります。

ここでチノーは、フィジカルAI時代の“熱データ取得・温度制御インフラ” という変容が可能です。テーマ性はまだ弱い一方で、事業の中身はかなりフィジカルAIに近いです。

評価:かなり良い候補
理由は、まだAIラベルが薄く、温度・熱画像・制御という現場データの中核にいるからです。


7727 オーバル

流量計メーカー → フィジカルAIの「血流・液冷・流体制御」銘柄

オーバルは流量計・流量センサーの専業メーカーで、容積流量計、コリオリ流量計、渦流量計、超音波流量計、タービン流量計、熱式質量流量計など、複数原理の流量計を扱っています。

フィジカルAI化ストーリーは、工場・データセンター・半導体・水素・化学プラントの“流れ”をAI制御するためのセンサー会社です。

AIが現実世界を制御するには、温度だけでなく、液体・ガス・冷却水・薬液・燃料・水素・空気がどれだけ流れているかを把握する必要があります。特に今後は、AIデータセンターの液冷、半導体工場の薬液・超純水、電池工場の溶媒、化学プラントの自動制御などで、流量データの重要性が上がります。

つまりオーバルは、
フィジカルAI時代の“流体データ・液冷制御・スマートプラント”銘柄
として変容する余地があります。

評価:かなり面白い
チノーが「熱」なら、オーバルは「流れ」。AIデータセンターの液冷テーマとも接続できるので、ストーリーの作りやすさは高いです。


7715 長野計器

圧力計・圧力センサー → フィジカルAIの「力覚・内圧・空圧油圧」銘柄

長野計器は、圧力計や圧力センサーを中心とする精密機器を開発・製造・販売している会社です。

フィジカルAI化ストーリーは、ロボット、半導体装置、産業機械、水素、空圧・油圧制御の“圧力データ”を取る会社です。

ロボットや自動化設備では、モーターだけでなく、空圧、油圧、真空、ガス供給、冷却、薬液供給などの制御が重要になります。AIが現場機器を自律制御するなら、「どれくらいの圧力がかかっているか」「異常圧力が発生していないか」「圧力変動から故障兆候を読めるか」が重要になります。

つまり長野計器は、
フィジカルAI時代の“圧力・力覚・流体制御センサー”銘柄
として見られます。

評価:事業の直接性は高いが、やや既に良い会社として評価されている印象
穴株感はチノーやオーバルより少し弱いです。


6824 新コスモス電機

ガスセンサー → フィジカルAIの「嗅覚・安全監視」銘柄

新コスモス電機は、独自のガスセンサー技術を用いて、家庭用ガス警報器、工業用定置式ガス検知警報器、携帯用ガス検知器、ニオイセンサーなどを展開しています。

フィジカルAI化ストーリーは、AI工場・電池工場・水素社会・データセンターの“空気の異常”を検知する会社です。

フィジカルAIが現場に入ると、ロボットや自動化設備は24時間稼働に近づきます。そのとき重要になるのは、事故を未然に防ぐセンサーです。電池工場なら可燃性ガス、半導体工場なら特殊ガス、水素設備なら水素漏れ、データセンターなら冷媒・燃焼・発煙・空気質の監視が必要になります。

ここで新コスモスは、
フィジカルAI時代の“嗅覚センサー・安全AI”銘柄
として見られます。

評価:かなり良い候補
「ガス警報器の会社」と見られているなら、フィジカルAI文脈への変容余地があります。特に電池・水素・半導体工場の安全監視と接続できる点が良いです。


7734 理研計器

産業用ガス検知 → 半導体・水素・安全AI銘柄

理研計器もガス検知・警報器の大手で、産業用ガス保安器・計測器で強い会社として知られています。

ストーリーは新コスモスと似ていますが、より産業用・半導体・工場安全寄りです。半導体工場、化学プラント、水素関連、電池工場では、ガス漏れや有害ガスの検知は必須です。フィジカルAIが工場を自律運用するほど、ガス検知データはAI監視システムに組み込まれていく可能性があります。

変容ラベルは、
「半導体・水素・AI工場の安全センサー銘柄」
です。

評価:事業は非常に良いが、穴株感はやや薄い
すでに優良な産業用センサー株として見られやすく、バリュエーションも新コスモスより評価されやすい印象です。


6823 リオン

音・振動・微粒子 → フィジカルAIの「耳・振動診断・清浄度センサー」銘柄

リオンは騒音計、振動計、分析器、音源探査システム、マイクロホン、ピックアップなどの音響・振動計測機器を持っています。 さらに、気体や液体中の微粒子を測るパーティクルカウンターも展開しています。

ここはかなり面白いです。

フィジカルAI化ストーリーは2つあります。

1つは、機械の音・振動から異常を検知する“AIの耳”
モーター、軸受け、ポンプ、コンプレッサー、ファン、ロボット関節は、壊れる前に音や振動が変わります。AI予兆保全では、音響・振動データが重要になります。

もう1つは、半導体・医薬品・電池工場のクリーン環境を監視する“空気の清浄度センサー”。半導体製造では微粒子が歩留まりに直結します。リオンのパーティクルカウンターは、クリーンルーム管理や連続測定、多点監視に使われる製品群を持っています。

変容ラベルは、
「フィジカルAI時代の音響・振動・微粒子データ銘柄」
です。

評価:かなり良い候補
特に“AIの耳”というストーリーが作りやすい。しかも半導体クリーンルームにも接続できるので、地味だがテーマの掛け算が効きます。


6858 小野測器

音響・振動・回転・トルク → ロボット・EV・モーター試験データ銘柄

小野測器は、音響・振動、トルク、流量、寸法・変位、回転・速度、温度・電圧などのセンサー・計測機器、さらにFFTアナライザーやデータ収集・解析システムを持っています。

フィジカルAI化ストーリーは、ロボット・EV・モーター・産業機械の“動きのデータ”を取る会社です。

フィジカルAIでは、現実の機械を動かすために、シミュレーションと実機データの差を埋める必要があります。そこで、トルク、回転数、振動、音、変位、温度などを高精度に測る会社が必要になります。

小野測器は、完成品に大量搭載されるセンサー会社というより、
開発・評価・試験・デジタルツイン用の物理データ取得会社
と見た方が自然です。

変容ラベルは、
「フィジカルAI時代の実機データ・モーター評価・振動解析銘柄」
です。

評価:穴っぽさは高い
ただし量産部品ではなく試験・計測寄りなので、売上爆発というより、研究開発投資・自動化投資にじわじわ効くタイプです。


6848 東亜ディーケーケー

水・大気・ガス計測 → スマートインフラ・環境AI銘柄

東亜ディーケーケーは、「水・大気・医療・ガス」の計測技術を柱として、環境計測、化学分析、生産・品質管理、プロセス制御、産業用ガス検知警報器、医療関連機器を展開しています。

フィジカルAI化ストーリーは、環境・水質・空気・プロセス状態をAIが監視するためのデータ取得企業です。

たとえば、上下水道、工場排水、半導体工場の超純水、化学プラント、大気監視、医療・透析関連などは、すべて連続監視と異常検知の対象になります。AIが設備運用を最適化するには、水質、pH、濁度、ガス、排水、空気などのデータが必要です。

変容ラベルは、
「スマートインフラ・環境AI・水質データ銘柄」
です。

評価:テーマ化はやや遠いが、地味な変容候補
AIロボットというより、スマートインフラ・スマートプラント寄りです。派手さはないですが、長期で見るとセンサー化・自動監視化の流れに乗れます。


7723 愛知時計電機

水道・ガスメーター → インフラのデジタルツイン銘柄

愛知時計電機は、水道メーター・ガスメーターをはじめ、流体計測技術を核とした計測機器、センサー、システムのメーカーです。

フィジカルAI化ストーリーは、水道・ガス・流体インフラをデータ化する会社です。

AIが都市インフラを最適化するには、水やガスがどこで、どれだけ、いつ使われているかを把握する必要があります。スマートメーター化が進めば、検針だけでなく、漏水検知、異常使用検知、需要予測、設備更新計画、防災対応にも使えます。

変容ラベルは、
「水・ガスインフラのデジタルツイン銘柄」
です。

評価:フィジカルAIというより、スマートインフラ・社会インフラDX寄り
ロボットAI感は弱いですが、現実世界データを取るという意味ではかなり王道です。


6870 日本フェンオール

熱制御・温度センサー・防災 → AI工場の熱安全銘柄

日本フェンオールは、温度制御機器、温度センサー、サーモスイッチなどを展開し、半導体製造装置やFPD製造装置に使われるホットプレート、高温炉用センサーなどにも触れています。 また高温炉用熱電対は、クリーンルーム内で製作され、半導体製造装置での使用例も示されています。

フィジカルAI化ストーリーは、AI工場・半導体装置・データセンターの“熱安全・火災安全・高温制御”銘柄です。

チノーが「熱を測る総合計測会社」なら、フェンオールはより熱制御+安全+半導体装置内センサーに寄っています。AI工場やデータセンターは、電力密度が上がるほど熱リスクが増えます。そこで、異常発熱、火災、装置内温度、炉内温度を監視・制御する技術が必要になります。

変容ラベルは、
「フィジカルAI時代の熱安全・半導体装置温度センサー銘柄」
です。

評価:かなり穴っぽい候補
AIテーマとしてはほぼ見られていない一方、半導体装置・熱制御・安全という接続点があります。時価総額が小さめなら、認識変化の余地は大きいタイプです。


6929 日本セラミック

赤外線・超音波センサー → フィジカルAIの「存在検知・距離感覚」銘柄

日本セラミックは、赤外線センサー、超音波センサーなどのセンサー類を展開しています。超音波センサーは、物体の存在判別や物体までの距離測定に使えると説明されています。

フィジカルAI化ストーリーは、人・物体・距離を検知する空間認識センサー会社です。

ロボット、自動ドア、スマートホーム、車載安全、産業機器では、「そこに何かがある」「人がいる」「距離が近い」という情報が重要です。カメラほど高精細ではないが、低コスト・省電力・特定用途に強いセンサーとして、赤外線・超音波はフィジカルAIの周辺センサーになり得ます。

変容ラベルは、
「フィジカルAI時代の存在検知・距離センサー銘柄」
です。

評価:事業の直接性は高いが、やや既にセンサー会社として認識されている
穴株感では、チノー、オーバル、リオン、小野測器、フェンオールの方が面白いかもしれません。



 

優先順位をつけるなら

自分なら、“まだAI銘柄として見られていないが、フィジカルAI化のストーリーが作れる” という基準でこう見ます。

最有力候補

6850 チノー
熱データ・熱画像・温度制御。フィジカルAIの「体温」。

7727 オーバル
流量・液冷・スマートプラント。フィジカルAIの「血流」。

6823 リオン
音響・振動・微粒子。フィジカルAIの「耳」と「清浄度」。

6858 小野測器
トルク・回転・振動・実機データ。フィジカルAIの「運動計測」。

6870 日本フェンオール
熱制御・半導体装置温度センサー・防災。フィジカルAI工場の「熱安全」。

次点候補

6824 新コスモス電機
ガス・ニオイ・安全監視。フィジカルAIの「嗅覚」。

6848 東亜ディーケーケー
水・大気・ガス・環境計測。スマートインフラAI。

7723 愛知時計電機
水道・ガス流量のデータ化。インフラのデジタルツイン。

良い会社だが、やや既に評価されやすい候補

7715 長野計器
圧力センサー。事業の直接性は高いが、優良センサー株として見られやすい。

7734 理研計器
産業用ガス検知。半導体・水素・安全テーマで既に評価されやすい。

6929 日本セラミック
赤外線・超音波。フィジカルAIとの直接性はあるが、元々センサー会社として認識されやすい。

 

 

以上。ここからそれぞれ何か掴めるものがないか?それぞれの会社をもっと詳しく見ていきたい。

最近Xでは特に半導体領域において専門的で有益そうなポストをかなり見かけるようになった。また、AIのトークンを節約するみたいなトピックも見つけた。もしかしたら今だけがAIを安く使えるボーナスタイムなのかもしれない(バブル脳すぎる?)と思い使えるうちにどんどん使っておかなければとFOMO的な焦りを感じている。私は値動きによるスクリーニングだったり開示や資料の選別、効率化みたいな高度な使い方は出来ていないがそれでも今や個別株投資はいかにAIと対話するか?みたいなものになってきている。今週出た駄犬さんと塩谷さんのログミー対談とかを読むとこれは私だけではなく個人投資家全般に当てはまると思った。もちろんAIがどんなに賢くなっても企業の実情とAIの推定解釈にはギャップは生じ続けると思うし自分で確かめに行かなければいけない部分は残り続けると思うけど何をどう確かめるべきか?もほぼAIに委ねるようになっていきそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年の記録

年間確定損益額+27,207,271
現在の評価損益状況+24,849,552円
資産年初来+34.64%(前週比+2.13%)

少し利確と入れ替え。相変わらずの相場でAI半導体関連は今日の場中は落ちる局面があったみたいだけど終わってみれば結局強い。

あと先週までは足元の物価の上昇ペースよりも消費が弱いからもしかしたら今月利上げはないかもみたいな雰囲気だったけど今週になって報道ベースで今月の利上げが決定的に。少しは円高になるイメージだったがドル円は160円付近で停滞気味なのが気になる。

時代に取り残されている感(´・ェ・`)

AI半導体がMLCC、コンデンサーなどへの波及が来ている。これが2年前に井村さんが見たかった景色だったのかと。私は全くついていけずだが、凄腕投資家達は今の半導体相場をしっかりと捉えている。突き抜けた景色を見せて欲しい。

次の半導体ボトルネックがキオクシアと同じパターンになるのかは不明、というよりかなり異質な気がしている。が、今のトレンドとしては設備自体とか構築されたサプライチェーンそれ自体が評価軸として重要視されている気がする。そういうところが見られているともはやPERとPBRといった評価軸はほとんど機能しないのではないか。今後足元の業績推移とかはほとんど見られないと思う。これから相場が何を見捨てて何を見にいくか?みたいな所を捉えられる人が結局凄い。

AIのめざましい進化で毎日あらゆる情報が入ってきてどれを軸にどう見ればよいのかなどの処理が追い付かず頭がパンクしている。かつてない海外マネーが日本のAI関連企業に大量に流入しているのはなんとなく感じるけど期待だけが先行している部分がどれだけなのか?みたいな所が全然わからない。今後もしAI設備投資が鈍化、減速したと市場に判断されたときの反動があるのか?その規模感はどれくらいになるのか?なども全く想像つかない。今後控えているSpace X、OpenAI、Anthropicの上場が今流入している資金を大きく動かすのではというリスクも話題。

という感じで今の高PER株を思い切って買い向かうことは出来ずどんどん置いていかれている。いつもの如くアップサイドの高さよりもダウンサイドの低さを最重視しせいぜいちまちまつまむ程度な状況。これでは当然今の相場に置いて行かれてしまう。

自分のセンスのなさに凹む。いつも相場の本命とかど真ん中には全然乗れない。気づいたと思ったときにはもう遅い。かといって今から思い切って順張りできる技量もない。これはやはり努力不足能力不足なだけでなく小心者で臆病な元来の気質みたいなものもそうさせているのだろうか?と最近よく考える。

そんな感じの私が今気になっている銘柄。

AIの進化によりもはや私程度がネットで拾える情報に価値はほぼ消えた気がする。AIと壁打ちした内容を元に投資仮説を大まかに一枚の画像に出力してもらった。全てAIに聞けばたどり着ける内容となっている。

 

5381Mipox、5991ニッパツ

HBM、NANDのメモリ領域が主役の一方でストレージのHDD領域の逼迫にも注目しておりSeagate、ウエスタンデジタルも2025年対比で株価は10倍になっている。その周辺パーツなどはボトルネックになり得る?AI半導体関連銘柄に比べたらバリュエーションは実際低めなのでは?というような観点でAIに提案してもらい検証考察してもらったもの。どちらも既にある程度の市場の注目は入っているが。

ちなみにこのブログで何度か書いている7826フルヤ金属もHDD向けルテニウムターゲット材で高シェア。しかし、足元の需要は強いが導入が開始されている次世代のHAMRは技術的に「HDDでルテニウムの使用量が激減するというような見通しは立っている。」と2月の決算説明会で発言している。HAMRはイリジウムのターゲットが使われるとも言及しているがルテニウムの使用量激減によるマイナス影響の方が大きい可能性があるのでHDDの文脈では省いた。

 

 

 

6863ニレコ

ここもブログで何度か書いていたが決算説明資料のオプティクス事業の増産投資(20億円程度を想定)が気になり改めて注目。IRによるとこの大枠としては子会社である光学技研における製造キャパシティの増強を計画とのこと。光学技研は半導体検査装置に使われるCLBO素子技術を用いた製品が主流なのでその製造キャパシティを増やすと推測される。これがワンチャン半導体検査装置のボトルネックとみなされるのではないかという仮説。バリュエーション的にもそこまで割高感はなさそうに映った。



どれも今の相場とはちょっとズレている。いつも無理矢理出遅れを探っている感。結局自分が好んでしまう所は相変わらずといった感じ。本命を初動で掴む洞察力やセンスがないと痛感する。が、銘柄の調査に関しては以前よりもかなり手間が省け、その上で更に解像度も上がっていると思う。これが誰にでもできてしまう。

株式市場の隙は益々なくなっていくばかり。これからは「調査分析検証する技術」という優位性はどんどんなくなると思う。今までそういった能力を生かして差別化を図っていた凄腕投資家にとっては一気に厳しい環境になったのではないかと思う。が、逆に言えばそこで差をつけられていた人にとっては良い話なのかもしれない。これからは好奇心そのものというか知りたい気持ち自体に優位性が出てくる時代になって欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年の記録

年間確定損益額+26,331,118
現在の評価損益状況+24,175,181
資産年初来+32.51%(前週比-2.66%)

年初から絶好調のはずが総資産比のパフォーマンスで日経平均並になってしまった。韓国株は年初来100%付近。世の中はどうなってしまうのだろう。

「実情」を捉えに行くということ(´・ェ・`)

前回の内容が思いのほか反響がありビビる。

やはりGPT5.5の進化は凄まじい。

私は投資対象を探すときにはとにかく「ストーリー性」に寄っている。私はバリュエーションがまだついていない銘柄を対象に「どのくらい説得力と夢を抱けるか?」みたいな所だけを追い求め市場と未来の認知の歪み(ギャップ)を取りたい。これは再現性がある投資スタイルではなく投資における自分の趣味嗜好の領域と思っている。

GPT5.5になってから自分の知りたい情報がより細部まで正確に得られるようになったと感じる。半導体とか専門用語ばかりだけど自分のレベルに合わせて解説してくれる。今起きているストーリーを組み立てるみたいな所もかなり完成度が高い。会社や社会の中にいると実感を抱けないけど本当に知的労働はもういらない世界に突入しているのではないかと不安になる。一方でAIによる情報精査の確度が上がると現場やIR対話など足で稼いだ実情的な情報みたいな所が相対的に貴重になりそう。AIの回答と「実情」との乖離があればあるほどそれがアルファとなる気がする。

例えば2月の決算シーズンにある地方銀行の決算短信を見ていたら今まで計上していなかった「コールマネー及び売渡手形」と「債券貸借取引受入担保金」という項目が出てきた。これが一体何なのかをAIに聞くと当時は以下のような回答が返ってきた。

 

① コールマネー及び売渡手形って何?

ざっくり

  • 銀行どうしでごく短期間(主に翌日)お金をやり取りする市場取引です。
  • 「コールマネー」は超短期の“借入金”(返す約束の資金)。
  • 「売渡手形(ビルズ・ソールド)」は、昔からある短期の資金調達手段で、実質はコールと同様に**ごく短期の“借り”**と考えてOK。

銀行での使い道(なぜやる?)

  • 決済資金のつなぎ:月末・四半期末などで決済が集中する日に、一晩だけ資金を厚くしておく。
  • 流動性指標の管理:LCRなどの規制対応で期末に“手元流動性”を厚く見せる必要があるとき。
  • 有価証券や貸出の決済の受け渡し待ち:一時的に余剰/不足が出た時の日繰り資金調整

会計の見え方(負債側に出る)

  • 借りた瞬間に**「コールマネー及び売渡手形」(負債)**が増える。
  • 受け取った現金はまず**「現金預け金」(資産)**に乗る(多くは日銀当座預金や他行預け)。

仕訳イメージ:
借入1,000億円 →(借方)現金預け金 +1,000 /(貸方)コールマネー及び売渡手形 +1,000


② 債券貸借取引受入担保金って何?

ざっくり

  • 債券貸借(SBL:証券を貸し出す取引)をすると、相手方から担保として現金を受け取ります。
  • 受け取った現金は**“預り金”(将来返す義務)**なので、**負債の「受入担保金」**として載ります。

銀行での使い道(なぜやる?)

  • 債券の貸し出しで手数料を稼ぐ/市場機能を支える
  • 自行のポジション運用・決済円滑化
  • 受け取った担保現金は、返却まで日銀当座に置くなどで安全に保管するのが通例。

会計の見え方(負債側に出る)

  • 現金担保を受け取ると**「債券貸借取引受入担保金」(負債)**が増える。
  • 同額の現金が**「現金預け金」(資産)**として増える。

仕訳イメージ:
受入担保500億円 →(借方)現金預け金 +500 /(貸方)受入担保金 +500


③ なぜ資産の「現金預け金」と対応するの?

現金の“置き場”が必要だからです。

  • 上の2つはいずれも**“返す義務のあるお金”いったん受け取る**取引。受け取った現金は、貸出や証券購入に直ちに回さない限り、一旦“現金預け金”(日銀当座や他行預け)に置かれるのが普通。
  • そのため、負債が増えると同額の“現金預け金”が資産で増えるという鏡写しの関係になります。
  • 期末にこれらがドンと積み上がるとBSが“膨張”し、期末を過ぎて解消すると**BSが“縮小”します。これは実体の貸出や有価証券の増減とは別の“短期の水増し/剥落”**に見えることがあります。

④ 期末に起きがちなこと(短信の数値の読み方のコツ)

  • 期末は決済や規制対応で短期資金が膨らみやすい
    負債(コール・受入担保金)↑資産(現金預け金)↑ が同時に起き、総資産が一時的に大きくなる
  • 翌期(または数営業日後)に資金を返す/担保を返す
    負債↓資産(現金預け金)↓ が同時に起き、総資産は元に戻る/スリム化
  • 一方で、貸出金や有価証券のような“実体の稼ぐ資産”が伸びているかは、こうした期末要因と切り分けて見るのがコツです。

⑤ ミニまとめ(超要約)

  • コールマネー及び売渡手形=超短期の借金(資金調達)。
  • 債券貸借取引受入担保金=SBLで受け取った担保の現金(将来返す義務のある“預り金”)。
  • どちらも現金がいったん手元に入るため、資産側の「現金預け金」が同額増える
  • 期末に膨らみ、期末後に剥落すると、総資産が大きく増減して見える(中身=貸出・証券の基調とは別物)。

 

以上。

他にも色々聞いたがこの地方銀行では長年計上されてなかったこの2つの項目がなぜ突如計上されたのか当時のAIの回答だけでは納得できなかったのでIRに電話で確認した所、どちらも調達した現金を日銀当座預金に預けて付利金利を受けとる目的との回答だった。普段は決算期に手じまいしていたが今回は偶発的にバランスシートに計上されたという説明だったと思う。要するにコール市場(無担保)や債券市場(保有国債を担保)から低金利(わずかに0.75以下)現金を調達(負債の部)して日銀当座預金≒現金及び預け金(資産の部)に移して0.75%の付利金利(極僅かだけど数千万くらいになるという言い方をしていた)を鞘取りするローリスクローリターン運用に当てているという話だった。

AIによる回答にも「自行のポジション運用」とも記載していたがあくまで数ある目的うちの1つとしてであり、AIの模範的な回答とIRによる「実情」は結構違うなと感じた。例えば今のように日銀当座預金に金利の付かなかった時期は鞘取り効果はほとんどできなかったのではないか。それが金利のある世界に構造が変わったのと、債券下落(=金利上昇)が続き不安定の状況で債券運用に消極的でローリスクの鞘取りが増えて顕在化していると言う事なのか・・・みたいな感じ。

また今回はこの地方銀行のバランスシートに突発的に現れたから気になったという話で銀行によっては常に計上されている所もあるのでその意味目的は銀行によっても変わってくると思う。

要するに何が言いたいかというとバランスシート上では同じ単語であっても時期や企業によって意味合いが違う場合があるということ。そこに銘柄分析の深みが出る。あまり関係ない話かもしれないけど、私は文学部出身なのだがこういうのって文学研究者がやっているようなことと似ているなと思った。哲学書を何度も読んでも理解できない理由は同じ単語であっても人物や時期や状況によって全く違う意味合いで使われていたりするからだと聞いたことがある。だからテキストは一言一句丁寧に時間をかけて紐解いていく必要がある。また研究の現場ではテキストだけでなく当時の講義資料、書き置き、友人への手紙などを漁ったりしてとにかくそのテキストが当時どういう意図をもって書かれたのか?その「実情」を捉えに行く。原動力はまさに真実への渇望。その衝動へと駆り立てられずにはいられない。これは個別株投資にも当てはまることではないか?と思う。スクリーニングにかけたり表面的な数字を比較するだけでなく短信の文言、資料、IR説明会、展示会などをありとあらゆる手段で紐解いて企業の「実情」を捉えに行く・・・というような感じでAIを利用した分析だけでは掴めないものもまだまだ残るのではないかなと。

ただしAIが踏む込んでいく情報や推論があまりにも急速に肥大化し続けていると感じるのも事実。このあいだXでメガテックハイパースケーラーの設備投資額に対してメモリメーカーの売上が大きく迫っているみたいなポストを見かけた。改めて大雑把な資金フローの全体像をイメージする為にグラフを作ってもらったのだがこういった図解作成のクオリティにしても格段に進化していると感じる。

特にプロンプトに拘らなくてもこちらの意図を理解して精度高く自分のレベルに合わせてわかりやすいものを用意してくれる。相場に対してAI活用が機能すると思えるうちはどんどん利用しなければと思うがいずれ個別株投資は徐々に趣味性が強くなっていくのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年の記録

年間確定損益額+26,331,118
現在の評価損益状況+25,578,031
資産年初来+35.17%(前週比+4.08%)

保有ポジションは全体的にしばらくヨコヨコが続きそう。

株主総会招集通知で誰かの保有状況の変化を確認する時期に突入。また、昨年金融庁が「有価証券報告書を総会後に出す日本的慣行を改め将来的には3週間以上前に出す」方向へ実務変更を促したこともあり今年は早めに有報が出るのかも観察中。