エル川の株ブログ 爆益への意志

株式投資についての私的雑記です。主にアウトプットとしてのブログです。こんなんでも爆益を夢見ています。投資日記的にやっていますがコメントくれたらうれしいです。※本ブログは特定銘柄の推奨・勧誘を目的としない一般情報であり、投資判断は自己責任

レアアース関連テーマが暴騰(´・ェ・`)

今週は東洋エンジニアリングや岡本硝子などレアアース関連が暴騰。銀をはじめとした金属価格高騰が止まらず東邦亜鉛などもすさまじい値動き。久しぶりに思惑先行型のテーマ株のターンが来ていると実感。昨日のTSMCの決算を受けて本日は半導体設備関連も急騰。先週末に衆議院解散報道もあり日経平均も暴騰。1月早々ものすごい相場の波が来ていると思う。

個人的には中国のレアアース輸出規制の実態が気になる。2010年にも尖閣諸島を巡る問題で中国が日本へのレアアース輸出を制限し、産業全体に悪影響が出た。当時は外交・政治の緊張が落ち着くのと並行して、許可・通関運用が“元に戻っていったことで収束とのことだったが今回も同じようなシナリオを辿るのか?当時の雰囲気はわからないが今のところ現在の株式市場は深刻に受け止めていない。「グローバル経済から保護主義へ」がトレンドではあるが大前提として今更西と東が完全に分断される世界などは当然成り立たない事も忘れないようにしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年の記録

年間確定損益額+793,934
現在の評価損益状況+38,622,311
資産年初来+14.35%(前週比+8.22%)
先週に続いて保有株は意味不明なペースでの高騰。期間で分けて期待値の高い銘柄に入れ替えて回していくみたいな真似はできないのでどうする事もできない。含み益に心を依存したくないがこのペースはどうしても心が浸食されている気がする。いずれ揺り戻しは訪れると身構え続けている。

桁違いな人間に目を向けるべきか?他(´・ェ・`)

今週は湘南投資勉強の2倍株研究会が開催される。個人的には4年連続4回目の参加となる。今後も会が続く限りエントリーし続けたい。

勉強会に参加したりするとたまに桁違いの凄腕投資家に遭遇できたりする。コンピューターの父と呼ばれる天才数学者ジョン・フォン・ノイマンに関する次のような逸話がある。

ノイマンイギリス海軍に出張していた際、彼はある高度な問題に直面したがすぐに問題の本質を理解し同僚の数学者ジェイコブ・ブロノフスキーに説明した。しかしブロノフスキーはその場ではノイマンの説明が正しいとはどうしても思えなかった。その後ブロノフスキーは夜遅くまでその問題について考え抜いた末にようやくノイマンが正しいと理解することができた。賞賛?と自分が誤っていた謙虚さを示すためブロノフスキーは翌朝10時になったのを見計らい「君の言った通りだったよ!」とノイマンが滞在していたホテルに電話をかけた。するとノイマンからは「そんな事で私を叩き起こしたのか?これからは私が正しいなどというそんな当然の話でいちいち電話をかけてこないでほしい」と言い放たれてしまった。自身も統計学者として歴史に名を残す存在であるはずのブロノフスキーがこの時に味わった屈辱たるや計り知れない。ブロノフスキーがノイマンに伝えたかった賞賛と謙虚さは天才ノイマンにとっては受け取るに値しないものだったのである。もしかしたらノイマンの返答には何の悪気も悪意もなかったのかもしれない。が、むしろ悪意を持って言い放たれていた方が幾分かマシに思う。悪意がないからこそ自分が努力した末に得た感動など天才にとっては取るに足らない些細なものでしかないと余計に自覚させられ効くのかもしれない。

株の世界にも自分とは桁違いの人間が沢山いて個別株投資を続けているうちに多かれ少なかれどこかでこれに近しいような体験をする。自分が長い時間をかけて捻り出した渾身に思えるアイデアや蓄積した知識は当然とあしらわれより洗練されたアイデア、洗練された解像度が次々と出てくる。その有り様に自分がいくら感動した所で彼らにとっては取るに足らない当然の話なのである。現在の政治経済マクロに対する解像度、業界構造や事業セグメント構造への解像度どれも桁違いで見てる範囲もめちゃくちゃ広くて常に何かしら市場のアルファが見出せている。スピードも桁違いで自分が1つの事象に悪戦苦闘している最中に100こなしている。誇張ではなく解像度は虫眼鏡と電子顕微鏡、スピードは自転車とF1マシンくらい自分とは圧倒的な差を感じる。そんな一目見ただけで戦意喪失するような凄腕がゴロゴロしている中で個別株投資をやっていくモチベーションをどうやって保てば良いか?今の所私にとっての答えは彼らから目を逸らし自分だけを見て独りよがりでやっていくしかないというもの。自分と他人のパフォーマンスを比べないように、自分の理解が一生及ばない領域からは目を逸らし自分ができる事に集中していくしかない。以前Kaihouファンドの竹入敬蔵さんがメディアのインタビューで独りよがりの分析になってしまうので個人投資家から再びプロの世界に戻る事にした的な事を語っていた。それを見て以来私は独りよがりという言葉が気に入っている。自分にはいつまでも独りよがりしかできない。それならばと開き直って独りよがりだからこそもしかしたら見える世界もあるかも知れないと。

その一方で「自分と住む世界が違うから何を言っているかわからない。何一つ得られる物などない。自分にとってはノイズでしかない」と弱者の視点で簡単に切り捨てず、一生埋まる事のない圧倒的な差に勝手に絶望し屈辱にまみれ心を痛めつつ不貞腐れずに学ぼうとする姿勢も大切なのかもと最近は思うようなった。たとえ相手にならず自分には一生見出せない領域でも相場に挑む限り何かしら共通点は見出せるかもしれない。特に「失敗」の部分。どんな天才にも失敗はある。ビジネスの世界の「成功はアート、失敗はサイエンス」という言葉の通り投資の世界においても成功よりも失敗の方が再現性が圧倒的にある。湘南投資勉強会主催のKenmoさんも言っていた気がするけど多くの人は成功談に目が行きがちだけど本来は失敗談の方に見を向けるべきと思う。成功よりも失敗体験を語れる方が貴重と思うのでそこは今後も意識していきたい。

 

ということで去年の2倍株研究会振り返り。自分が2025年に2倍になると投稿したのは以下の6銘柄。

 

 

1723 日本電技 +132.65%

当初の理由

「昨年ブレイクした空調関連の中でも日本電技が手掛ける空調計装工事は参入障壁が高く寡占業界かつ受注から納期の間隔が短く価格転嫁しやすい。一年で2倍になるイメージはあまりないがビルの省エネや脱炭素に向けて重要な領域かつ今後も業績好調が見込まれるので更なる水準訂正が起きればワンチャン。」

振り返り

個人的に初の2倍株的中。3度目の参加でようやく的中できて嬉しい反面「一年で2倍になるイメージはあまりない」と保険を書いているので歯切れが悪い。確かに去年末の時点で既にチャートは高値圏に見えたので2025年後半になって特に伸びたのは想定外だった。年々相場の織り込み具合がかつての自分の想定よりもだいぶ早くなっている気がする。自分なりにここ一年間見て今の空調業界の中でもかなりおいしい位置にいると改めて思った。

 

5244 jig.jp -33.94%

当初の理由

「配信サイトふわっちを運営。推し活の一種。お金があっても結婚、子育てやリアルでの親密な人間関係を選択しないような層が増えておりそういう人が小粒な配信者に投げ銭を爆投げして貢献欲求を満たしてるのかも。数字が伴い評価が変わればワンチャン。」

振り返り

実際にプレゼンした銘柄。生活様式や時代の変化みたいなものを強く念頭に置いて投稿した。個人的に一番の想定外は閲覧数によって高額な時給が支払われる配信サイトkickの台頭。人気配信者のコレコレが5時間で250万円稼いだなど話題になった。kickの背景にあるのは巨額なオンカジマネーである。結局小規模なプラットフォーマーは巨大資本に駆逐されてしまうのかなと考えさせられた。kickバブルがいつまで続くのか注目している。

 

6612 バルミューダ -18.76%

当初の理由

バルミューダフォンの大コケで株価が地に落ちるが、会計上は既に清算済み。キッチン用品では高級イメージ路線を継続中。これから人々がバルミューダフォンを忘れればワンチャン。」

振り返り

電気屋バルミューダの製品だけ値段が一段高かったのが目に留まり「これもし売れれば面白いんじゃね?」と思い付いた。が、やはり安直すぎて現実は甘くなかった。今期赤字予想に転落。55万のLEDランタン発売が話題になったがバルミューダフォンのイメージはまだ払拭できていない印象。

 

6863 ニレコ +22.98%

当初の理由

「オプティクス事業のCLBO結晶というオンリーワン技術のニーズが半導体微細化で重要視されてきている。認知度の上昇や設備増強などで受注増加が伴えばワンチャン。」

振り返り

市場参加者にオプティクス事業の認知は広まっていると思っているが業績横ばいで変化なし。やはり半導体関連の濃淡は自分には分からないという印象。今後もDOE採用高配当バリュー株として安定していきそうなイメージ。

 

7826 フルヤ金属 -3.03%

当初の理由

希少金属であるイリジウムルテニウム加工のオンリーワン技術は魅力的。2024年はペロブスカイト太陽電池の原料であるヨウ素生産の伊勢化学工業が上げるなどインフレや世界の分断化で希少資源の評価の変容を感じる。世界的なインフレ再注目、テーマ性など噛み合うタイミングがあればワンチャン。」

振り返り

2024年に続いて投稿したが2025年も業績、株価共にパッとせず。が、昨年後半から銀高騰などが顕著でもしかしたら今年は注目されるかもしれない。結局は鉱山権益銘柄が最強なのかもしれないけど重要なサプライチェーンを担っているとして今後再評価があるかも知れない。長期的な見立ては特に変わらないが今年は3年連続の投稿は控えた。

 

7908 きもと -16.05%

当初の理由

「業績底打ち傾向。ネットキャッシュ大量保有の中で来年中期経営計画と「資本コストと株価を意識した経営」について発表予定。働き方改革の本を出版するなど経営意識は元々高い。大幅還元強化、業績回復継続、将来ビジョンなど全て噛み合えばワンチャン。」

振り返り

業績、中計、還元方針などどれもパッとせず。2024年に井村さんの保有が判明していたこともあり井村信者バイアスもあったかもしれない。25年9月にアクティビストである?LIMジャパン・イベント・マスター・ファンドの2.16%保有が判明している。今年は何か動きがあるのかも?

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年の記録

年間確定損益額±0
現在の評価損益状況+33,939,561
資産年初来+6.13%(前週比+6.13%)
保有株は地合いと共に絶好調な滑り出しとなった。ネットの裁定残高が10億株を超える状況が続いておりいつ大きめの下落が訪れてもおかしくないと身構えているつもりではある。2倍株予想の方は今年もド派手に外しそうな予感・・・。

2025年を振り返って(´・ェ・`)

今年の振り返りというよりトランプショックの振り返りである。悲惨なオチを期待されるかも知れないので先に書いておくと内容は爆損エピソードだけど奇跡的に今年中に取り戻せた。が、今年どんな結果で終えても多分同じような事を書いたと思う。年後半あたりから思いつくままに全てを書き貯めていたらつぎはぎで長くなってしまったが今の自分を晒け出せたつもりである。

 

トランプショックでの爆損に至るまで

銘柄ピックに関して私ができる事は全て井村さんの質の低いイナゴであり物真似ある。3月の井村さんの2回の講演で銀行の話(念の為書くが個別株への言及や推奨は一切していない)を聴いたのをきっかけに改めて自分で地銀を洗い直し8550栃木銀行を選んでフルゼンツした。

あくまで3月当時の状況である前提栃木銀行を選んだ理由は①貸出金の変動金利比率が他地銀との比較で割と高く固定金利比率が低い水準②預貸率は低めだがネットで見た現金預け金−借用金等(≒日銀当座預金)が時価総額対比で突出して映ったので金利上昇の恩恵を受けやすい③2月末の説明資料で来期26-3期の大幅増配を間接的に示唆していた。(2月末に開示した資料で来期の業績見通しと還元性向を既に明記しておりその見通し通りなら大幅増配となる公算)④これから地銀再編の思惑に絡んでもおかしくない立ち位置⑤有価証券の大量損切りにより25-3期が赤字に下方修正のネガティブイメージもあり当時のPBRは0.2倍台前半で地銀株73行中下から6番目くらいという評価⑥債券の大幅損切りにより預証率(預金に対しての投資有価証券の割合)低下で有価証券運用における金利上昇デメリット(=債券価格下落)が他行比較で低い。また当面は年限を抑えたローリスク運用にシフト。その割に同じ低PBR水準の他行と比較して自己資本比率は高く財務状況は良好に映る。要するに市場にはネガティブと受け取られた債券の大幅損切りによる赤字決算が実は今後の金利上昇デメリット側面が軽減される好材料でこれは井村さんの言う「見切り品の納豆銘柄」ではないかと。割安な物が更に割引されていてしかもより発酵されていておいしいみたいな?マイナスと見なされている材料が実はプラスなのかも的な?

リスク要因としては貸出金の質の問題、不良債権保全率の相対的な低さ、これまでの有価証券運用の下手さ、債券リパへの懸念などもあったがそれらを含めてIRとも対話を重ね他行と比較して何度検証しても今の評価は低いとしか思えなかった。勿論私が見落としたり軽視していたリスクも当然沢山あると思う。

雑にまとめ直すと①大幅増配が既定路線②足元は赤字により株価低迷③債券の大幅損切りで預証率が下がり金利上昇(債券下落)デメリットが他行比較で低い④その一方で日銀当座預金は豊富かつ変動金利比率も比較的に高いので金利上昇メリットは他行比較で大きい。その他年内利上げ1回は確実視され既定路線という当時の外部環境込みで自分の中でここまで条件が揃うのはかつてないようなチャンスだと思い込んで高配当株を担保に栃木銀行だけで信用取引で最大約20万株約6000万円分(資産に対してレバ約2倍)までポジションを膨らます。少なくとも直近の赤字でそもそもの評価が低いのでダウンサイドは限られていて下値は固いはず!3月末の時点では資産は年初来プラス10%弱と割と順調だった。

・・・そこにきてトランプショック。

それまでは日銀の年内利上げ1回が既定路線でほぼ確実視され年内2回目の利上げが焦点となり盛り上がっていた最中でまさかの年内利上げゼロの方向に一瞬で逆回転。景気敏感株でもある銀行株は株価的に最もダメージを受ける展開に。

振り返るとほとんどの相場強者は4月2日の解放の日の時点で信用ポジションはほぼ手仕舞っていたのではないかと思う。愚かにも私は手仕舞うどころか4月4日は絶好の拾い場だと判断し他の銘柄を切って買い増しさえしていた。今回はいわば人災でありコロナショックとは比べるに値しないだろうとどこか楽観視していた。が、当初はTACOといった概念など当然なく先の展開の不確実性は徐々に受け止められていく。それにつれてじわじわと不安な気持ちが押し寄せる。もしかしてアメリカと中国のガチ戦争まで一気に発展するの?いつかは市場も冷静さを取り戻すだろうけどこの先市場がどれほどのリアクションをするのか?底を突き抜けたら日経平均2万割れ?売りが売りを呼ぶフィードバックが瞬間的にいつどこまで続くかなどわかりようがない。万が一、万が一自分の想定外の想定外が起きてストップ安が続いて売るに売れなくなって一気に借金を抱える事態に陥るのでは・・・?ひとたび「まさか?」の思考に陥ったら最終的には全て投げるしかないと気づいた時には手遅れだった。金曜夜になると「なんとしても耐え抜く!」という楽観から一刻も早く全てを手放したい衝動への強烈な急直下が始まる。つい先週までそこそこ上手くいってたのに今は借金を抱える恐怖に震えている。これは本当に現実なのか?素人がわかった気になって株なんかに手を出すんじゃなかった・・・。現実は甘くなかった。株なんかに夢を見たのは間違いだった。最悪親に泣きついて何とか資金を工面してもらうしかない。こんな歳にもなって情けない、惨めだ。生まれてきて申し訳ないという気持ちで涙が出た。頼むから借金生活に陥る前に全部売らせてくれ。縋るような気持ちで一杯だった。

もし月曜日の場中に一度寄った後でストップ安張り付きになって売れるチャンスを逃したら目も当てられない。やはり寄付きで一気に売ってしまうのが一番後悔しないか・・・いやでも本当にそれで良いのか?・・・と決意しては考え直す永遠にも感じる地獄のラリー。金曜から月曜まで食事もまともに喉を通らず一睡もできず人生で一番長く感じる地獄の週末を過ごす。

そのまま朝を迎え結局4月7日月曜日の寄り付きで信用ポジションは全て投げ売る。そして終わってみれば当然のようにそれが底で売らされた結果となった。また、取引のミスにより信用取引の担保にしていた別の銘柄である虎の子だった高配当株も想定よりも大量に売ってしまった。市場が開く前に何をどれくらい切るか悩み注文しては取消の動作を繰り返していた中で取り消したと思っていた注文が取り消されていなかったという凡ミス。結果的に月曜朝の底で想定より更に投げ売りした形になってしまった。自覚はなかったが金曜から月曜朝まで覚醒状態で一睡もできず疲労が蓄積されていたのかもしれない。いずれにしろ身の程をわきまえずにハイレバに手を染めた時点でダメだった。それでも終わってみれば爆損によるショックよりも売ることができたという安堵で一杯だった。

 

4月7日の寄付きで投げ売りした信用買いポジション

計198,900株

合計確定損失-16,368,222円

結局信用維持率もまだ追証レベルには届いていなかったしまんまとビビり散らかし大底でぶん投げた私が超下手クソだっただけの話かもしれない。実際そうなんだけど自分に失うものはないと心を強く持てば投機に身を委ねられると本気で思い込んでいた。が、投機家を眺めて想像するのと実際に投機家になってみるのとではまるで世界が違った。いざとなれば自分も爆損芸人になれると思い込んでいたけど決してそんなことはなかった。「自分が取りたいリスク」と「自分が取れるリスク」は全く違った。暴落の最中で楽観から悲観に転換した際にかかる精神的負荷は想像を絶するものだった。自分には投機家の素質があると勘違いしていたがそれは全然違った。私はこれまで積み上げた資産を大きく失ってもまたトレードで取り戻すとか仕事でもっと稼げるようになって取り返すとかは決して思えず能力もない。何の取り柄もない人間なので今まで積んできた資産そのものに心が大きく依存していたという事なのかも知れない。自分の全てが現実によって全て否定されていく衝撃は耐え難いものであった。

もう少し自己分析を続けると昨年の植田ショックのときもここはさすがに割れないと思っていたラインをいとも簡単に突き破るのを見て恐怖したが今回のように手を引こうとは思わなかった。結局あれはチャンスでしかなかったのでは?と。が、その後ブノワ・マンデルブロの禁断の市場を読んだりして暴落局面での市場のラフネスは何が起きてもおかしくないと中途半端に理解し意識するようになった。そして実際に暴落局面に陥ってその意識が強く反応した。もし植田ショックと同じ態度でいられていたらあの局面で全てを切る選択はせずに今でもレバレッジを掛け続けていたのかもしれない。結果だけで見ればそうあり続ける方が今のところ正解。もはや株式市場で暴落など起きないのかもしれない。「どんな暴落も結局一年足らずで戻すでしょ?」リーマンショック以降の暴落局面はそんな雰囲気を感じる。リーマンショック経験組と未経験組で暴落の捉え方は私が生きている間一生埋まる事はないのかも。

多分凄腕投資家達は人間性能に加え自分の器や能力を十分把握理解した上で手詰まりに陥る状況を常に最優先で回避している。私にそういった能力はなかったし私にとってはもう鍛えたり上達できるものではないと思う。資産を爆速で増やすにはレバレッジが必須でSNSには当然のようにレバレッジを大いに活用した爆益プレイヤーが溢れているけど自分にもできるとは決して勘違いしてはいけないのだと身をもって思い知った。漫画アカギの「死ねば助かるのに」というセリフを思い出す。漫画なら簡単に死ねるけど現実で本当に死ねる人間はごく僅か。相場に対して中途半端な謙虚さを見せるくらいならいっその事振り切れた方が良い。私も重々承知のつもりで相場を張っていたが、現実で実行できる器ではなかった。私よりももっと悲惨な状況を体験を耐え抜いた人や本当の破産に至るまで立ち向かえる人もいると思うけど私はこの程度でKOされ一瞬で駆逐されるゴミコッパだったのである。この日をきっかけに地元の田舎に戻り慎ましく暮らしていく決断をした。

 

2025年の総資産推移グラフ

総資産
12月30日 80,681,961円(年初来+29.58%)(前週比+1.15%)
YH 12月15日 80,708,102円(年初来+29.61%)
YL 4月7日 32,892,603円(年初来-47.17%)
現在の評価損益状況+29,189,521

 

生涯年間記録(税引後確定ベース、NISA口座含む)

 

4月7日に信用ポジションを底で損切りして以降はレバレッジなし。あれだけの失態を犯しておきながらまさか年初来プラ転、更にはYHタッチまでできるとは思っても見なかった。4月7日の時点ではこれからレバレッジは使えないので資産を取り戻すのに上手くいっても2年はかかると覚悟したが、まさに今年は奇跡の相場である。

もし可能なら以前のようにレバレッジを駆使したいけど私はもう立ち向かえない。今はたとえ僅かでも信用ポジションを抱えるとそわそわして常に不安になると確信できる。信用ポジションを抱える事自体がストレスになる体質になってしまった。完全にレバレッジ恐怖症である。当然ながら極僅かでも信用ポジションを抱えた時点で破産リスクは現物取引の比ではなくなる。あんな地獄の週末は是が非でももう一生体験したくないという気持ちを何よりも最優先する体になってしまった。「もし土日に相場が急変する何かが起きて信用ポジションを解消できなかったら?今の相場の織り込み速度は超急激だからもしかしたらストップ安連発で信用維持率を下回っても全く売ることが出来なくなるかも知れない。そうなれば一気に借金生活だ。」このような極端な不安が常に頭にある状態で僅かでもレバレッジを掛ければちょっとした下落調整局面であってもすぐに投げるようになると思う。ちょっとした局面を判断する技術など当然持ち合わせてないのでつまりそれなら最初から手を出さない方がマシと思う。引退後の清原達郎さんの記事を見てると素人にとって本当の株の買い時なんてものは年一回あるかないかだと思う。素人はひたすら時間を味方につけるしかないといい加減学びたい。退場しない事を何よりも最優先したい一方で株を始めたときからの憧れである集中投資で爆益達成スタイルはこの期に及んでもまだ貫きたい気持ちがある。物事を0か100かでしか判断できない単純バカなのでポートフォリオにグラデーションを持たせてその都度判断みたいな運用はできない。どこまでが集中でどこからが分散かという議論は置いといて私の場合はもし分散スタイルに切り替えるなら個別株は完全にやめてインデックス投資に一本化するつもりである。という訳で個別株を続ける限り今後もブログは継続していきたい。

とはいえ個別株の成績はどこまでいっても安定しない。今だに私はハリボテで一瞬で崩壊するかもしれないと思っている。それでも個別株を続けたいのは私の場合は完全に趣味で、安定した資産形成だけを考えるならインデックス積立投資が圧倒的な最適解である。と、橘玲さんの「新臆病者の為の株入門」という本を最近読んで特に痛感するようになった。理論に裏付けされたインデックス積立投資が常識となった一方で私のように個別株に夢を見る人も増え続けると思う。私に何かしらの優位性があったとしたら井村信者になれた事。本来の私は相場で勝てる側の人間ではなく、今の所プラスでいられているのはここ数年間の相場が異常に良いのとたまたま絶好のタイミングで井村さんが現れてくれた時代のおかげである。そしてこれからは私のようなニセモノではなく真の井村チルドレンが続々と頭角を現してくるだろう。今後の自信はあまりないがかといって個別株をやめるイメージも今のところ沸かない。私の祖父は生前二人とも株に手を出してどちらもトータルちょい負け?で死んでいったのでもし少し前の時代に生きていたら私もその程度だと思う。或いは今はプラスでも死ぬ間際にはちょい負けになっているのかも知れない。が、少なくとも株好きの隔世遺伝は受け継いでいると信じたい。

 

信用取引レバレッジ)に対する自分への戒めまとめ

レバレッジは諸刃の剣。レバレッジを活用しつつ「ここを割れたら死ぬ」を常に意識した手法などあまりにも無謀だった。信用二階建てバイアンドホールド戦略などは特に無謀でいずれ破綻する。「万が一もしかしたら?」という思考に囚われたら最終的には売る以外の選択肢はなくなる。

・コントロールを失い判断を誤れば一瞬で壊滅的なダメージを受ける事態に陥る。日々の市場動向を意識した的確なリスク管理、ポジション調整を兼業の素人が常に高い精度でこなし続けるのはかなり難易度が高い。レバレッジ活用で資産を増やし続けられる人は上澄み中の上澄み。

・たとえ僅かであってもレバレッジに手を出せば破産リスクは格段に跳ね上がる。 2年前に造船でやらかした時も今回のトランプショックも一時の感情に支配され最終的に最悪なトレードに終わってしまった。破産が現実味を帯びていく恐怖に正常な人間は抗えない。その状況に陥る事態を常に回避できるのは極一部の凄腕のみでほとんどの人にとってレバレッジ特急券などではなくむしろ足枷となる

・リスクを理解把握しメンタルが耐えられる許容範囲内であればレバレッジに手を出しても問題ないと凄腕は凡人を装い凡人達にささやく。だがその悪魔のささやきに騙されてはいけない!彼らは能力ある成功者だからさらっと簡単に言えるだけで凡人はそもそも「自分の許容範囲」なるものを把握すること自体が困難。「あなたはあなたの許容範囲を保っている」などとは誰も判断してくれない。私の場合は全く自覚できなかった。暴落が起きても耐え抜く覚悟を決めたと思い込んでいたいざという事態に陥るまで自分の愚かさには決して気づけない

本当の暴落相場がきたら凄腕でも退場者続出。今の時代に生まれていたら大富豪になっていたであろう過去の傑物は沢山いたはず。本当の暴落相場でどれほどの数の名もなき傑物が散っていったのだろうか。卓越した能力を持っていたとしても生まれたタイミング、運が悪ければ隕石が墜落するような不可避の即死もあり得る。もし突如訪れるそのような瞬間にレバレッジをかけていたら死の可能性は跳ね上がる。自分がいかに株式投資をやる上で幸運な時代に生きているかを常に忘れないようにしたい。私が生きているうちに人類の終焉を予期させるような本当の暴落などもう訪れないのかもしれないけど・・・。

 

以上。さっき去年の振り返りを見返したら植田ショックでの爆損ネタで全く同じような事を書いていて赤面してしまった。全く反省していなかったし成長していないのかもしれないが来年こそは飛躍の年としたい。

 

年末閑散相場(´・ェ・`)

今週は出来高少なく相場もお休みムード。今日が年内最後の権利日で来週からは来年の取引に入る訳だけど火曜日の大納会を一年の区切りとしたい。年後半頃から一年の振り返りを書き始めてちょくちょく書き足しているけどやはりトランプショックに集約される。一言でいえば「自分の投資手法に合った資金管理をしましょう」という話なんだけど何だかんだでアベノミクス以降株価は上がり続けているので最近はそれが軽視されていると感じる。少なくとも私は大いに軽視していたし今現在もまだ軽視しているのかもしれない。それは本当の暴落が起きて初めて気付かされるものであると思う。「自分がどれだけのリスクを取りたいか?」と「自分がどれだけのリスクを取れるか?」は全く別の話で最初から己を理解しその違いを見定められる人はどれくらいいるのかと思う。今の私にとっては銘柄選定や投資手法よりも語られて欲しい部分である。

話は変わるがXを見ていたらM.I.Q.という2004年に出版された株式投資の漫画が流れてきて読んでみた。その漫画でも100万円を元手に信用取引で300万円分株を買って33.3%上がれば100万円を2倍にできると煽られて?いたのが印象的だった。1ヵ月で33%は無理でも1年ならそのハードルはグッと下がると。他にも当時の日経平均株価は1万1千円くらいで2004年当時36兆円まで膨らんでいたの国債残高が問題視され2007年には消費税はほぼ確実に10%にアップしその後20%以上になる可能性も十分あると語られていたり、テクニカル解説に多くのページが割かれていたり当時の雰囲気が垣間見れて面白い。まだオンライントレードは始まったばかりでこれからはマネーのIQの時代だというセリフは今だからこそ刺さる人は結構いるのではないかと思った。当時株をやっているひとは今よりも断然少数派。もしこの後すぐ控えていたリーマンショックが起きなければ今のような国民全投資家ブームはずっと早く到来していたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年の記録

年間確定損益額+7,233,407
現在の評価損益状況+28,384,431
資産年初来+28.43%(前週比+2.86%)

日銀利上げは織り込み済みで通過(´・ェ・`)

本日は日銀会合で事前報道通りに通過。最大級に織り込み済みで日中は特に大きな動きはなしだった模様。最近はベタだけど利上げ+東証改革による圧力継続ということで資産バリューにより惹かれている。最近は年始の二倍株研究会のネタを見据えていて具体的には以前にも書いた9854愛眼とか6986双葉電子産業みたいなキャッシュリッチ企業を並べていってそこから何か見出せるものがないかというアプローチを考えている。今は生成AIを中心に置いた業績アプローチが王道なのかもしれないけど今は自分がそれをやって勝てる気がしない。

眼鏡の愛眼に関してはかつて大株主に出ていたOWNDAYSの田中修治氏がXや動画などメディアでたくさん発信している事がわかって最近はそれを漁ることにハマっている。内容は面白くて勉強になるものが多く眼鏡業界についても少しだけイメージできた気がする。一つ印象的だったものを書くと社長同士が仲の良い業界はあるけど眼鏡業界は競争が特に激しいから社長同士あまり仲良くしていない的な話をしていた。これらの話を視聴して一時期提携も視野に愛眼の株を買っていたのかもと思っていたけどやっぱりそれはなさそうかもと思った。そもそも個人名義だし単純にバリュエーションが安いからちょっと手を出してみただけみたいな話なのかも。どれも適当な憶測にすぎないけど。

東南アジアで拡大を目指すOWNDAYSは既に3年前インドの眼鏡テック企業Lenskartの傘下に実質的に入った。OWNDAYSの奇跡的な再建を果たしたあの田中修治氏も経営の一線を退き会長となった。こういったグローバルを巻き込んだ競争激化が進む中で今まで通りぬるま湯上場が許されるのか?みたいなストーリーを考えている。

あと話は全く違うけど最近はSaaS企業の人気がめちゃくちゃ落ちている印象。グロース全体が落ちているから当然なのかもしれないけど。コロナ前後がバブル過ぎたのかも知れないけど今のバリュエーションが事実で売るということなのかはよくわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年の記録

年間確定損益額+7,226,235
現在の評価損益状況+26,655,191
資産年初来+25.57%(前週比-0.49%)
特に大きな変化はなし。日銀会合も利上げで通過し個人的には完全に年末年始ムードになりつつある。
 

再びパレットに注目?(´・ェ・`)

2~3年前にレンタルパレットの4690日本パレットプールに注目していたが同業他社の7065ユーピーアールが本日興味深い内容の上方修正を開示していた。

 

7065ユーピーアール

プラスチック製レンタルパレットの耐用年数を1年延長したことにより上方修正

以前にも同じような事があったなと思い日本パレットプールのプールの有価証券報告書を見直すと2023年3月期に木製パレットの耐用年数を5年から6年に変更していた。

最新の日本パレットプールの有価証券報告書には賃貸用器具(主にレンタルパレット)の見積耐用年数5-8年と記載。

対してユーピーアールは見積耐用年数5-10年と記載。

パレットは木製よりもプラスチック製の方が耐用年数が長い傾向にある。あるサイトによると「通常の使用で 5-10 年間使用できます。木製パレットに比べて2~3倍長持ちします。」とのこと。安直だが有価証券報告書の見積耐用年数の主に5年から8年という記載からも将来的に日本パレットプールも同じようにプラスチックパレットの耐用年数を延長する可能性があるかもしれないと思った。

両社とも2024年問題で注目され、更に東証改革の煽りを受け還元強化などをしたものの足元の業績は芳しくなかった。日本パレットプールに関しては10月に下方修正に伴い予想配当を93円から56円にしっかりと減配したことから株価を上げる気は全く感じず逆に株価を下げてTOBの可能性とかあるのかもと別の観点で注目していた。一方でIR強化の一環で?最近公式Xアカウントを開設したりしている・・・。引き続き再度注目したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年の記録

年間確定損益額+7,226,235
現在の評価損益状況+27,074,401
資産年初来+26.06%(前週比+3.51%)

今週も保有株は好調継続。来週は四季報発売。日銀会合もあるが今日引け後の日経新聞報道で(来週金曜日まで何かしらの相場急変イベントが起きなければ?)早くも利上げが確定的。去年の植田ショックのトラウマがあるにせよリークが早すぎるのではという声も。

 

ファンダ勢が急速に大衆化している現実に驚く(´・ェ・`)

今週は五月さんの大作noteが話題になった。

個人的には駄犬さんのみずほレポートのリンクと五月さんの大作noteのXの圧倒的なインプレッション数に何よりも驚いた。インプレゾンビの連鎖や投資詐欺流行の背景とかもあるかも知れないけど駄犬さんの投稿が1000万インプレッション超えているのを見たときは目を疑った。その後で投稿された五月さんのnoteはなんと現在3000万インプレッション超え。このnoteを読んでいない日本人投資家はもはやいないだろう。株式投資はエンタメやゴシップを超えるコンテンツと化しているのか?少なくとも数年前だったらこのようなガチファンダ目線の投稿にエンタメやゴシップのバズネタ並のインプレッションが付くなどは想像できなかったのではないかと思う。

そしてAIに聞けば容易にこれらの記事の関連個別株候補を堀り出してそれらしい分析を量産できるだろう。これも当然全員がやっている事だと思う。ちょっと前まではまだ世間的には少数だった?ファンダ勢が今は急速に大衆へと変貌している。もはや初心者などは存在しないと感じる。職場とかでは決して誰も口に出さないけど裏では誰もが株で1億達成を目論んでいる。大袈裟かも知れないけどそのように心しておきたい。ついこの前一億総投資家時代が到来したかと思いきや一瞬で一億総ファンダ投資家時代へと変容しつつあるのかも。ここ1~2年くらいで勉強会銘柄という言葉を聞くようになったのもその象徴なのかもしれない。自分は少数派のつもりでいても実はもう全然少数派ではなくなっている。誰もが「人の行く裏に道あり花の山」を意識している中で銘柄ピックで差をつけるのはどんどん難しくなる一方なのではないかと思う。まだまだ個別株投資を続けたい意志はあるけどこの先一体どうなっていくのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年の記録

年間確定損益額+7,226,235
現在の評価損益状況+25,713,941
資産年初来+22.55%(前週比+1.76%)
今週に入って?フィジカルAI関連がテーマ化。市場がテーマに飢えていて珍しくテーマ株が素直に上がるターンが来ている?6433ヒーハイスト精工は2017年末頃~2018年初頭あたりにほぼ何もわかってない中でラッキー相場に居合わせた記憶。昔はこういう相場を集中投資で乗りこなしていつか爆益達成!なんて夢見ていたけど出来る気がしないと今では思う。