エル川の株ブログ 爆益への意志

株式投資についての私的雑記です。主にアウトプットとしてのブログです。こんなんでも爆益を夢見ています。投資日記的にやっていますがコメントくれたらうれしいです。Twitter https://twitter.com/elflf16

3961シルバーエッグ 損切→即買い直し。焦らずゆっくりと

3961 シルバーエッグ

決算発表前日に上半期営業利益5.1倍の大幅上方修正。が、通年の業績予想は据え置きだったことが悪材料とみなされたようで翌営業日の月曜日に暴落。私は寄り付きで一旦保有1000株全て損切り。しかし本日すぐに500株買い直した。理由としては①第二四半期決算の詳細を確認しておきたかったこと②どこまで下がるかわからないので損切りしたが第二四半期発表後に再び戻したから、といった感じ。このムーブ一貫性に欠けてよくないかもしれないが後悔はしていない。

さて、今回通期での上方修正は来なかったが現在の株価は当然通期での上方修正を織り込んでいると思われる。問題はそれがどれほどの数字を織り込んでいるか。もし期待外れの数字であれば当然株価は暴落するが、私はこの会社が今の市場の期待以上に業績を伸ばしていくだろうと考えている。理由としてはコロナ化で急速に需要が伸びているEC消費に対応せざるを得ない企業は今後増え続けるとみているからである。それに伴ったEC支援サービスを展開しているシルバーエッグの需要は嫌でも伸びざるを得ないと考えている。

 

ECが今後も伸び続ける理由

現状ではEC関連の業績が伸びているのは一時的な「コロナ特需」だという見解が市場を取り巻いているように思える。確かに最近のマスク不足のように一時的な急速な需要で伸びているという市場もあると思うが全体としてECでの消費は長期的に伸び続けると私は考えている。外出自粛=消費自粛ではない。現状、本来外出で消費されたであろうモノ、サービスがECや電子書籍といったものに流れているように思える。果たしてそれは一時的なのだろうか?また、一時的と言ってもどれほどの期間を市場は想定しているのだろうか?ということを考えていきたい。

まず大前提としてEC需要が伸びなくなる状況を想定してみる。それは当然コロナウイルスのリスクがなくなるとき、すなわちワクチンが完成するときである。これがいつになるか?という見解は様々であるが早ければ今秋から来年にかけてと言われている。しかしワクチンが完成したからといってすぐに元の生活様式に戻れる訳ではない。それが供給され、集団免疫が確立されるまでのタイムラグがある。私はワクチンが開発された後、集団免疫が確立されるまでに少なくとも一年はかかるとみている。これは日本国内に限った話で世界規模で考えれば数年間はかかってしまうのではないか。

ワクチン完成が報道されれば航空旅行関連株は真っ先に爆上げすると言われているが次の日からコロナ前のように何の懸念もなくみんなどこにでもコロナを気にせず旅行し放題という世界にはならない。たとえワクチンが完成したとしても世界中がコロナ以前の感覚(アフターコロナ)に戻るには何年、何十年という時間が必要になると思う。

といった環境下で消費の在り方というものは急速に変容しつつある。そもそもEC市場はコロナ以前から拡大し続けており、現状はそれが更に加速しているという印象。そしてそのスピードはすぐには減速しない。たとえワクチンが明日完成したとしても消費の在り方がコロナ以前の状態に戻ることに大きな時間がかかるからである。というよりもワクチンが完成供給されたとしてもコロナ以前のような消費傾向には戻れない業界もあるだろう。今はEC関連全体の業績が「コロナ特需」と捉えられている節があるがこれは「コロナ特需」ではなく持続していく市場成長だと私は考えている。

というのが私がEC関連に今重きを置いている大まかな理由である。投資で儲けるというものは市場が気付いていない(織り込んでいない)価値を見出し、それに賭けること。端的に言えばこれに尽きると思う。リスク管理が最も重要だが大きなリスクを取らなければそれ相応のリターンは得られない。私のトレードスパンは決算ごとの4半期くらいで眺める(一般的なスイングトレードよりも少し長め)のが自分の中でちょうどいいと思っているので焦らずゆっくりとトレードしていきたい。

 

現在の保有状況

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全体ポジションは含み損生活に突入。今後のEC市場の自分の見解として色々書いたが投資の世界で生き残るには柔軟性が最も重要なので明日には今日の見解が180度変わっても良いという心持ちでいる。繰り返しになるが短期的な上げ下げに振り回されずに焦らずゆっくりポジションを確保していきたい。

3961シルバーエッグ、8005スクロールは今回書いた内容のEC関連で上目線だが焦って一気にポジションは増やさずによきところを見定めてゆっくり買い増していきたい。今のところ急落懸念はないと思っているがもし何かまだ発表されていない地雷があって急落するのであればそれは小型株の宿命だと割り切る。4436ミンカブは急落が続く。1600を割った今のタイミングで反発するかなと思っているが信用倍率も改善していないので上値重くまだまだ下げる可能性もある。しかしこちらも将来的な成長は間違いないと思っているので次の決算までには2000円近辺に戻ることを期待している。4755楽天は決算で急落。あまり詳しく見ていないが売り上げは過去最高で楽天モバイルの神髄は来年以降となので心配していない。1年以上の長期目線保有で継続予定。