今週も地合いがパッとしない。昨晩、木曜の夜はアメリカの指標を受けてスタグフレーションの兆候が見られるという見方もあり下落。が、今日は戻ってきた。一端の底は打ったとみて良いかは不明。そして今日は日銀の金融政策決定会合を受けてさらに円安が止まらない状態。
個別では3月本決算が少しづつ出始める。今日の分はまだ全部読めていないが、やはり通期見通しを受けてそれまで期待が乗っていた分売られるパターンが多い。今年は年初からかつてない爆上げをし続けていたこともありそのパターンが特に顕著なのではないかと思える。
セクターで見ると銀行株の上方修正が多く調子が良さそうな印象。政策保有株の売却も市場トレンドなので地銀にも期待したい。
造船関連では先週保守的な通期見通しを出して爆下げした6814古野電気が徐々に戻してきた。6023ダイハツディーゼルも昨日減益予想を発表したがすでに織り込まれていたのか徐々に戻す動き。
その他の個別株では2216カンロも1Q決算発表後に爆下げ。こちらも決して悪くなさそうだがそれだけ期待が乗っていた？1Q決算時点での上方修正発表まで期待されていたのだろうか。監視銘柄ではなかったが何だかんだで次の決算までには戻してそうな印象。
決算発表前時点の株価に決算への期待がどれだけ乗っているかを判断するのは難しい。短期売買を想定したポジションを取ることは今のところ考えていないが、ポジションを取るとしても決算発表後の暴落で拾って8月以降の決算を見据えたい。考える事はみな同じだと思うが。
年間損益額と現在の評価損益状況
今週は今後の確度が微妙になったと思えたポジションを利確した。これで今年の確定損益は+690万に。資産全体は先週末よりは少し回復したがとにかく目先の含み損益の増減は気にせず安い局面を見極めていきたい。
