エル川の株ブログ 爆益への意志

株式投資についての私的雑記です。主にアウトプットとしてのブログです。こんなんでも爆益を夢見ています。投資日記的にやっていますがコメントくれたらうれしいです。Twitter https://twitter.com/elflf16

運命の決算シーズンがスタート(´・ェ・`)

今週からいよいよ決算シーズンがスタート。すべてが終わった後は一体どうなっているのだろう・・・

今週の取引は少しポジションを調整。+2万。

 

4107伊勢化学工業が決算発表を受けて爆下げ

この前書いた伊勢化学が昨日の決算発表を受けて本日爆下げ。ストップ安になる内容ではないと思ったが寄り底。決算勝負が目当てで決算で上振れなかったらすぐに手放したい短期勢がかなり多かったという事だったのだろうと思う。逆に決算が良かった場合は寄り天だったのかも。

すでにXなどで色んな人が解説しているがざっくりと説明するとヨウ素天然ガス事業のQtoQでの売上減少比率は低いが金属化合物事業の大きな悪化がネガティヴ視されたと見ている。更に2Qと比べてヨウ素天然ガス事業の日本比率が増えているので3Qの円安恩恵が思ったよりも少なかった模様。伊勢化学は原料であるかん水を親会社経由で調達しておりそれらの兼ね合いもあってか日本向け比率が高い性質があるのでやはり四半期ごとの推移は予測し辛い。

とはいえヨウ素天然ガス事業の利益率は伸びているので当然ながらヨウ素自体の活況は継続中。金属化合物事業の大幅下落はどこも電子部品の回復見込みが遅れていて不安だがいずれは回復を見込むのであればセグメント比率も低く極端に悲観される内容とは思えない。

今日発表された貿易統計では7-9月は円安効果もありヨウ素の販売金額と単価が急激に伸びている。

伊勢化学は前2Q一気に売上利益が増えたかと思えば今回は過去最高の貿易統計にも関わらず売上利益が減少。

それに対してK&Oエナジー輸出比率が高く円安恩恵を受けやすいこともあり貿易統計との相関性がかなり強い。さらに伊勢化学とK&Oエナジーの売上高合計も統計と相関性がみられる。今回3Qの伊勢化学の売上が減少しているにもかかわらず輸出統計の金額は大きく増えていので3Qは相対的にK&Oエナジーの売上が強い可能性が高い。(前回2Qは貿易統計の数字に対して相対的に伊勢化学が強くK&Oエナジーが弱かった)

以上のような事柄からK&Oエナジーの11月14日発表予定の3Qは何かしらトラブルがない限り傾向的に少なくともヨウ素事業に関しては少なくとも過去最高益は超えてくるのではないか?と見ている。

ヨウ素会社は他にもあるのでこれらが全く的外れな分析である可能性もある。

相関係数一覧(過去約3年分の四半期ベース)

伊勢化学のQtoQ売上減少の中で貿易統計のQtoQ販売金額増加=K&Oエナジーの売上増加期待増というK&Oエナジーにとって短期的にはむしろ好材料という簡易分析がはじき出せる。にもかかわらず今日は伊勢化学の決算に連れられる形でK&Oエナジーも朝から前日比大きく下落した。私的にこれは明らかに短期的な市場判断に矛盾が生じていると解釈。ということで現在の株価位置的にも下値リスクは低いと判断し今日の貿易統計を確認してから1663K&Oエナジーを買った。前回書いた通り自分と同じ思考で行動する人も多い(アルファーは多くない)と思うので決算まで状況を見ながらいつ撤退するかは判断したい。長期的には結局の所どちらもこれからのヨウ素価格次第だと思うけど。

 

現在の評価損益状況

今週も含み益が減る一方。一時は含み損転換も見えた。マイナス1000万以上になる事も想定。「弱い奴は死に場所も選べない」と言われているけれどこのまま死ぬにしてもちゃんと自分が納得できる殺され方で死にたいと思っている。