今週は日経平均が下がり続けピークから10%下げた。金利高や中国崩壊など色々言われているがやはり明確な理由など見えてこない。私はこんな時に機敏に立ち回ったり出来ずただただ耐えるしかない。
2000年に入ってから日経平均は約3年半下がり続けた。「株は下がるもの」と誰もが薄々感じていた2000年代初頭のような相場の雰囲気を私は知らない。
今は良い株に投資すれば必ずリターンは見込めるし投資をせず現金しか持たないのは逆にリスクという認識が生まれてきていると思う。しかし、実はそんな今が株式投資バブルのピークで誰もが始めておくべきだと口を揃える新NISAの開始と共にとんでもないクラッシュ相場が訪れるのかも知れない。
「損する人は一人もいない」とみんなが信ずるようになった時が、「すべての人が損をする」ことへの転換点である。by小室直樹
それでも・・・それでも僕は今が安いと思ってしまう銘柄が結構ある・・・
船の本を爆読中
最近は船が趣味になりつつある。図書館で借りたりして色々と本を爆読している。
特に「船ー引合から解船まで」という本は2007年の本で少し古いが業界で働く人向けの入門書的な本で勉強になった。
図書館には置いていなかったのでアマゾンで買ったが勉強になった。船が出来るまでの解説本や動画は見つけられるが業者間でのプロセスまで立ち入った解説はあまり見つからない。これを読めば業界の人間でなければ立ち入ることのない造船契約に至る過程や建造工程スケジュールなどのだいたいのイメージが掴めると思う。造船関連(部品なども含む)に投資している人や投資検討している人は楽しめる内容と思う。
読んでいて実感するのは造船業は膨大すぎる量のリスク管理を要求されるという事。ここ十年以上は基本的にどこも赤字を出さないようにするだけで精一杯という状況だったと思う。それを経て今ようやく潮目が変わる状況が来ているか?今後変貌を遂げる事が出来るのか?出来ないのか?目が離せないのである。
現在の評価損益状況
苦しい展開が続く。十分想定していたつもりでも爆下げは体調が悪くなる。水曜日には含み益が400万を切るまで減っていたので少しは楽になった。それでも含み益ピークから1000万以上減っている。しかし含み益は幻。増えても減っても意味がない意味がない。のんびりのんびり気にしない。