今日で早くも今年も折り返し。ということで去年同様2023年前半戦を軽く振り返って反省を書いていこうと思う。
2023年前半戦の運用成績
配当金込みのトータルで+698,874円。年初来の資産だと+2％以下。去年は前半戦好調で+1000万以上利確していた気がするので昨年とのパフォーマンスと比べると大幅なマイナス。日経平均やTOPIXが爆上げしている相場の中でのこの数字は本当に不甲斐ない結果だと思う。
前半戦を振り返ってみて一番良くなかったのはやはり3月の金融株暴落時の対応。日本の地銀株にはほぼ影響ないと思い短期的なリバウンドを狙って地銀の急落を拾ったりしたが結局世界の金融システムへの影響がどれほど波及するかは未知数という相場の恐怖感に負けて大きく損切り。私は短期的な需給に関してはチンプンカンプンなので短期目線で不確実なトレードをするとほぼ確実に失敗に終わる。それがわかっているつもりでもほんの1週間程度で含み益が一気に400万くらい吹き飛んでいたので短期間で一刻も早く取り戻したいという焦りが強くあったため余計なトレードをしてしまったと思う。当たり前の事だが自分がどういう状況にあるかなどは相場と一切関係ない。自分がどんな状況に陥っていたとしても焦らず冷静に不確実な無駄打ちはしないよう集中したい。
あとは3963シンクロフードを5月の決算前に買えなかったのが大きな機会損失だったと思う。直近の業績推移が好調かつ5月の本決算発表と同時にプライム維持基準のための中期経営計画の上方修正をすると予告していたので弱気な来期業績予想を出してくる可能性はほぼなく下値リスクは低かった。決算前は株価400円台後半でプライム維持基準の流通時価総額100億円達成である株価700円近辺まではいずれ目指していくと思っていたが信用買い残も多く上値も重い状態だったし状況材料が分かりやす過ぎる気がした。自分が何かを見落としているのでは？と勘繰ってしまい手が出せなかった。そして5月の決算発表及び新中計発表後にも手を出せず。結果その後700円に到達している。後から考えると下値リスクも低かったと思うのでごちゃごちゃ深読みせずに買っておけば良かった。
同じようなシナリオで良い感じで利確が出来て唯一うまくいったと思えるトレードは最近の7120SHINKO。ただしもっと資金を入れておけば良かったという反省はある。捉えることが出来ると思える明確なチャンスは躊躇わず攻めていきたい。
現在の評価損益状況
個人的な状況としては8月決算に向けて今が仕込み時と思い徐々に買い増し。焦らず着実に。去年の年間パフォーマンスを超えられるよう後半にかけて挽回していきたい。
