エル川の株ブログ 爆益への意志

株式投資についての私的雑記です。主にアウトプットとしてのブログです。こんなんでも爆益を夢見ています。投資日記的にやっていますがコメントくれたらうれしいです。Twitter https://twitter.com/elflf16

個人的に気になる地銀を改めて勝手に比較してみた(´・ェ・`)

3月のシリコンバレーバンク破綻からの地銀崩壊相場から早くも3ヶ月。昨日の日銀会合では現状維持だったがやはりいずれは金融政策正常化に寄っていくだろうという空気感は漂っている。その割に現時点での日本の地銀株の株価は低迷しており、3月の崩壊前の水準には程遠いと感じる。そこで未来に備えて改めて現時点で気になっている地銀株を改めて比較してみた。

私が地銀を比較する上で優先的に見ている項目は株主還元方針、資金利回り、運用資金の増減、役務収益の推移、有価証券運用及び含み益など。他にも自己資本比率、経費率、不良債権率、預証率など比較すべき項目は多岐にわたるが個人的に優先したい項目だけに絞った。

以下が個人的な主観に基づいて比較した結果。基本的には時価総額1000億以下の比較的小さな地銀。評価は◎からX。深堀りしていない銘柄もあり結構適当な項目もあるのであしからず。

 

 

預金増減はここ最近の四半期ベースで増えているかだけを見たので全て〇で比較になっていない・・・。すべて主観が入っているが有価証券運用に関しては特に主観的でほぼほぼ評価できないので△が多い。

私自身が井村信者であるというバイアスがかかっているのもあるが富山第一銀行がやはりマイナス面がなく全てにおいて優秀という評価。しかしバリュエーション(PER/PBR)的には他行と比較して既に一歩二歩先を行ってしまっている。

他の地銀もやはり一長一短あると思う。ここ最近注目しだしたのは先月の本決算で業績連動型の還元性向を明言した阿波銀行琉球銀行。やはり一番重視したいのは業績連動型の還元性向を明言しているかどうか。株主還元方針を明言している地銀の方がPER/PBRは比較的高い印象。

宮崎銀行は直近の運用利回りが富山第一以上に優秀だが業績連動型の還元性向を明言していないのと貸出金の項目がここ一年で唯一減っていたのが気になる。百五銀行名古屋銀行トヨタ阿波銀行大塚ホールディングスの持ち株含み益が大量にあるので有価証券含み益にはかなり安心感がある。が、それぞれ運用利回りがイマイチだったり他の項目で△の部分がある。

TSMC熊本に沸く九州地方の宮崎銀行大分銀行が今後業績連動型の株主還元を発表してくるのか要注目である。