エル川の株ブログ 爆益への意志

株式投資についての私的雑記です。主にアウトプットとしてのブログです。こんなんでも爆益を夢見ています。投資日記的にやっていますがコメントくれたらうれしいです。Twitter https://twitter.com/elflf16

今年上がった株の振り返りと来年ありそうなテーマ(´・ェ・`)

今年の相場も残すところ来週月曜日のみ。

1営業日早いが今日は今年上がった株の振り返りと来年考えているテーマについて書いて、来週の月曜日に個人的な年間投資振り返りを書きたい。

 

年間値上がり率上位50(東証のみ)

本日時点で1年前から2倍(上昇率100%超)になった銘柄数は93銘柄。

1位メタプラネット2位リベルタはどうやっても今の自分のスタイルでは投資対象にはならない。となるとやはり3位のフジクラ東証プライムトップでもあり今年を象徴する爆上げ銘柄となるだろう。フジクラは個人的にも2年前くらいに送電網強化という視点で一時期注目していたがAI、光電融合などのテーマも絡みここまでの株価をつけるとは年初の時点では全く想像つかなかった。

フジクラ年足チャート

過去70年間以上「電線の会社」という評価の域を越えなかったが今年に入って電線会社から一気に市場イメージが変容した。こういう市場評価が変容する瞬間を捉えることがやはり王道の株式投資であり、そのモメンタムが乗っかる瞬間が一番株価は伸びるのではないかと個人的には思う。こういった銘柄に全力投資できることを理想として日々精進していきたい。

8位の伊勢化学工業も今年になって一気に過去の評価水準を突き抜けた会社の一つ。

伊勢化学工業年足チャート

こちらは次世代の曲がる太陽電池、ペロブスカイト太陽電池の原料となるヨウ素への思惑から。ヨウ素は日本国内で採取から生産加工まで一気通貫できる唯一の重要資源と言える。ロシアウクライナ危機などを契機に世界の重要資源の再評価があったことも影響しているのではないかと思う。6月にピークを付けたがここ数日再び上昇傾向。個人的には明らかに業績が伴う上げ方ではないと思うので今後どうなるのかはわからない。

AI、防衛関連などが印象的だが、去年の2倍株研究会で見聞きした個人投資家に人気がありそうな銘柄も結構目に入る。王道な手法で王道な投資を貫いて素直に市場平均を上回るパフォーマンスを出せた人も多いのではないか。8月に市場最大の暴落を記録したが終わってみれば全体的に日本株にとっては好調な一年となったのではないかと思う。

 

2025年上がりそうなテーマ

来年はどういった株の市場評価が変容するのだろうか?今年の延長線上ベースであるが今のところ個人的に考えているのは以下のような感じ。

・防衛
今年に引き続き来年も防衛は大きなテーマとして継続しそう。最近、トランプ次期米大統領NATOに対し防衛費を国内総生産(GDP)比5%に増額するよう要求するとの報道が。
今後ますます世界の分断化は進んでいくのだろうか。防衛増強は息の長いテーマとなりそう。今年はIHI三菱重工が値上がり上位に入ったが出遅れもそれなりにあるのではないかと考えている。個人的には、今のところ地味な存在である防衛省施設強靭化などの建設コンサル系企業の水準訂正が起こるのかに注目。
企業価値向上への意識変化
TOBMBOが増加傾向というだけでなくセブンアンドアイ、日産など海外企業による買収画策も報じられる。今日もニデックによる牧野フライスへの同意なき買収の発表が。「安い日本」が企業価値にまで目が向けられる。これまで軽視されてきた「企業価値向上」がここにきて重要視されてきている。東証が要請する「資本コストや株価を意識した経営」への対応も来期の中期経営計画と共に発表といった企業もまだ残っているので注目。今週発表された井村ファンドのスタートもどういった影響を与えるのかもこれから楽しみである。
・造船スーパーサイクルの行方
新造船価格は現在高値圏も足元ではバルチック海運指数が軟調傾向。来年はドライバルク運賃が19%下落するとの予想も。
新造船価格、新燃料対応、中国休眠造船所がどれくらい再稼働するかなどの動向には引き続き注目していきたい。
・AIバブルの行方
AIバブルの勢いはまだ継続するか?陰りが見えたり、鈍化と判断されれば逆回転は凄まじいことになる可能性。広義のAI関連であるデータセンター関連にも影響が出る可能性。次の世界的株価ショックが起きるとしたらそのきっかけはAIバブルの崩壊が大本命ではないかと思う。
・消費への価値観の変容
結婚率出生率の低下、交友関係人間関係の在り様の変化で冠婚葬祭など今まで当たり前に消費されてきたお金の流れが変わってきている。広義の交際費交友費の多様化は今後も広まっていくイメージ。個人的に今注目しているのはライブ配信サイト運営の5031モイと5244jig.jp。また今年は大手人気Vtuberの引退即転生が顕在化した。Vtuberはガワよりもやはり中身重視?エニーカラー、カバーは結局UUUMと同じような道をたどるのか?来年はインバウンドテーマも一服する可能性がありデジタルコンテンツ関連に再度目が向けられるかもしれない。
 
以上、かなりありきたりで適当ではあるが今のところ個人的には大まかにこのような感じで見ている。ほとんど的外れで来年振り返ってみて思わぬ銘柄が上がっていたりするんだろうなあと想像するが、何とか相場に食らいついていけるように2倍株研究会の資料作りを頑張りたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
年間損益額と現在の評価損益状況

週の初めに少し利確。本日から来年の取引が開始したがあとは売買せずで今年は終えそうである。