決算発表のピーク1週目が終了。今日の決算はこれから目を通すとして先週書いた監視銘柄についてだけ記しておく。
6137小池酸素工業
予定通り本決算前に上方修正。期末配当100円から200円に増配、今期は微減益予想も配当200円は維持。また、本日本決算後に中期経営計画を発表。
前回の中計と比較すると内容も濃く、配当性向30%以上を明言と前回と比べればかなりの躍進と言える。もし一年前の株価だったらサプライズの内容だっただろう。が、今の株価位置はもうこれくらいは織り込んでいるようにも思える。PBR1倍超え達成にはこの計画以上の業績上振れと還元が必要ではないかと。果たしてこの計画が保守的なのだろうか。
4Q単体の業績自体は機械装置セグメントの受注残の消化は見られたもののまだ高水準で堅調を維持していると言える。中計含め一旦はニュートラルな目線で。
造船関連では6016ジャパンエンジンが増益予想で本日ストップ高。6637寺崎電気産業も本決算発表前の上方修正を出したが増配発表はなしで本決算にはあまり期待は出来ず。業績自体は来期も悪くなさそうだがおそらく保守的見通しかつ還元に関しても特に変化はなさそう。7018内海造船は大幅減益予想かつ配当も減配予想もすでに株価に織り込まれていたのかPTSで大きな動きはなし。
年間損益額と現在の評価損益状況
一部利確して確定損益は803万円に。足元の評価損益に一喜一憂せず目線は8月の1Q決算シーズン以降を心掛けたいが、今回の決算でも新たに何か掴めるように励みたい。