今週は人生最大の爆下げ。
水曜日に日銀が政策金利を0.25%程度に利上げを発表した。市場参加者は利上げなしの予想が多数派だったと思うので為替と株式市場は大きく反応し翌日から日本株市場は円高株安の流れとなった。
植田総裁は「実質金利で見れば非常に低い水準での少しの調整」を強調。しかし市場参加者には一転してタカ派になったと受け取られ「今回示した経済物価の見通しが実現していくとすればそれに応じて引き続き政策金利を引き上げ金融緩和の度合いを調整していく」と今後の利上げ継続姿勢も示唆され円高株安の展開に。足元ではまだ実質賃金や個人消費の数字は相対的に弱いが「賃金と所得の増加が個人消費を支えていく」としつつ利上げを開始した。「(円安による物価の)上振れリスクは大きなものと評価した上で対応」ともコメントしており世間では今回の利上げをきっかけに物価の値下げに期待する声も強い。ヤフーニュースのアンケートでも賛否が二極化しているが今回の利上げを「大いに評価する」が多数派となっている。
news.yahoo.co.jpやはり日本はまだまだデフレマインドが染みついていて「物価は相対的でなく絶対的なもので今は物価高に苦しめられているが物価はいずれ元通り安くなっていくもの」という認識が根強いのか。足元はインフレ基調にあるが結局消費が伸びずゆえに将来の賃金上昇も見込めず再びデフレスパイラルに逆戻りしてしまうのが最悪なパターン。今回の日銀の見立て通り今年の賃上げによりこれから個人消費が回復していくのか、今後の消費動向推移にはより注目しておきたい。
年間損益額と現在の評価損益状況
先週「まだ余裕なのかも知れない」と書いたのがフラグになってしまった。
昨日今日の好決算銘柄も無慈悲に爆下げし、もはや決算どうのこうので上がる気がしない相場なので目先好決算期待で持っていたポジションをいくつか切った。まだ年間損益額には反映されていないが-37万。
更に暴落が継続して自分が99.9%もうこれは絶対に安い大丈夫と確信が持てる株価まで落ちる局面に備える。その時には全てを賭ける。その前に反発するのであれば買い増しは見送る。それならそれで良い。
以下、今週木曜日と金曜日に書いた絶望のポエム。
木曜日
爆下げで一日で評価益が550万円減った・・・。狂い上げもあれば下落局面はどこまでも下げる。上手く乗りこなせる気がしないので自分は耐える事しかできない。確実に安いと思える銘柄も見えてくると思うのでこういう局面ではひたすら我慢。もし見立てが外れていて戻ってこなければその時はしょうがない・・・。雰囲気にのまれてだけは切りたくはない。安く買えるからむしろまだまだ下がれと思える余裕はある。大丈夫大丈夫。
金曜日
さすがに昨日よりは落ちないと思っていたらまさかの連日の爆下げ。昨日から更に評価益が-726万円。2日合計で-1300万超え。資産比だと-25%くらい・・・?前日のアメリカの下落も重なり絶望的な状況。何もかもが爆下げなので今回の利上げをきっかけに世の中が日本株の先行きに絶望を感じているような下落。つい一か月前は高値を更新し日本株の時代はまだまだこれから的なムードだったのに一体何が変わったの?一体どこまで続くのだろう。心がとても苦しい。甘かった。やはり相場は恐怖でしかない。自分の理想は悉く打ち砕かれる。私は何一つ克服できないまま失敗し続けて死んでいくのだろう。