エル川の株ブログ 爆益への意志

株式投資についての私的雑記です。主にアウトプットとしてのブログです。こんなんでも爆益を夢見ています。投資日記的にやっていますがコメントくれたらうれしいです。Twitter https://twitter.com/elflf16

地銀株を購入(´・ェ・`)

本日は名古屋銀行に1000株新規in。

週末総合的に比較検討して名古屋銀行を選んだ。井村さんきっかけで地銀相場本格始動で朝から爆上げかも!という焦るような気持ちもあり寄り付きで成り買いするもやはりそうはならずに案の定寄り天・・・しかし様子見を続けて買えないよりはある程度最初に枚数を確保しておきたかったので後悔はない。

 

個人的な地銀銘柄選定のポイント

時価総額に対して保有株式(政策保有株含む)の含み益が大きい
地銀全体の流れとして政策保有銘柄の削減が進んでいる。
削減できる量が大きいほど将来的な利益となり得る。保有株式の含み益だけで時価総額を超える銘柄もあり財務的には問題ないという見方もできるかもしれない。
 
②有価証券のその他(外国債など)の含み損比率が大きくない
金利上昇の影響で外国債などの評価損が拡大中。
この外国債などを含む「その他」の有価証券をどう比較評価するべきかが非常に難しいと思う。今年に入って「その他」の取得原価及び計上量を増やしている銘柄と減らしている銘柄両方ある。どちらもパターンも取得原価に対する損失は徐々に拡大傾向にあるが今年に入って取得量を増やしている傾向にある銘柄の方が含み損は拡大しているように映る。
一概に外国債などの積み増し=良くないという訳ではなく今の金利上昇局面のうちに高利回り債権などを増やしておけば長期目線で将来の利益貢献に繋がるという見方もある。ただし現状は短期金利長期金利の逆鞘状態であり増やせば増やすほど損失を膨らませている可能性が高い。また、外国債のみでなく海外投資信託でリスクの高い商品に投資している可能性等もあるのでリスク回避第一という観点で見れば積み増しはやはりネガティブか?
以上を総合的に踏まえて「その他」の割合が「株式」「国内債券」と比較的に大きい地銀や含み損割合が極端に増えているような銘柄は避けておきたい。
ちなみに富山第一銀行は計上額が若干減少傾向にあるが計上額も損失もほぼ横ばい。外国債などを損失が出ないように適切に入れ替え立ち回りリスク回避がしっかりできていると捉えて良いのだろうか?地銀の有価証券報告書を色々見ているが地銀の中では突出して「その他」の損失が低い印象。特に低時価総額の地銀では圧倒的に映る。
 
株全般に入れるがやはり時価総額は低いほど上昇局面で株価は伸びやすい。
 
④業績連動型の目標配当性向を開示している銘柄
近年地銀の間でも株主還元が意識されてきている。株主還元をしっかり意識している銘柄の指標として配当性向OO%などを開示している銘柄が好ましい。
 
自己資本比率が高い
株主還元にどれほど充てられるかの指標の1つとなり得る。
 
⑥貸出金増減率が伸びている
地銀全体的に増加傾向だが今後も活発であることが好ましい。
 
⑦経費率(OHR)が減少傾向(地銀62行加重平均64、3メガ加重平均61)
業務の効率化が進んでいるかを見極める指標。算出方法は各地銀によって異なるが平均よりも高くても年々減少傾向であれば伸びしろがあると評価して良いと思う。
 
⑧低PER低PBR高配当利回りなどの基本指標
現在の株価評価の基準として。地銀に関しては低PERよりも低PBRを重視すべき?
 
以上8つ挙げたような項目を主な比較対象とした。仮に来年以降に本格的な地銀上昇相場が訪れるのであれば特定の銘柄だけがものすごく上昇するわけではないと思うので、リスクを抱えていても今後大きな成長性が期待できるような銘柄というよりは成長性重視というよりも(地銀全般成長性は低いが)財務悪化、業績悪化リスクがなるべく低そうな銘柄を買っていきたいと思っている。まだまだ理解も浅く見えてない部分も多いので銘柄検討を続けていきたい。

 

現在の保有状況