本日は主力の三井松島を5000株買い増し。これで合計保有は10000株で現物余力はフルポジ状態になった。
昨日オーストラリアの石炭採掘会社であるWhitehaven coalが30億ドルのEBITDA見通しを発表。(昨年期は0.2億ドル)
Whitehaven coalは一般炭比率82%で一般炭比率9割の三井松島と収益構造が似ているので8月5日の1Q決算の数字に期待が持てる形に。今日の上げは昨日のこの発表に反応した部分もあると思う。押し目を待って置いていかれるリスクもあるので寄り付きで3000円以下ならもう一気に買ってしまおうと判断した。
オーストラリア産一般炭の貿易統計と各指標の比較推移
※貿易統計の6月分の発表は来週28日
平均単価の上昇とGlobal Coal Index(GCI)はある程度相関性が見られる。4月起こしの長期契約は決着していない場合が多いので4月以降の単価上昇は特に顕著?
単純比較はできないので可能性はかなり薄いと思うが仮に6月までの業績がWhitehaven coalと同じ伸び率だとすると1Qだけで去年1年分の利益を上げるような計算になる。
また、三井松島はリデル炭鉱の鉱区終了に伴い今期は前年比70%の減産見通しなので市場が期待するよりも数字が伸びていない可能性も十分にある。決算前に株価がどの位置にいるのかも重要であると思う。決算期待で上げ過ぎていない場合の方がサプライズには反応しやすいし期待外れだった時のダメージは少ないだろうと思う。
今の時点での買い材料を大まかにまとめると主に以下の3点
・1Qが市場期待以上に上振れする可能性がある
・現状の世界エネルギー構造的にオーストラリアの高品位一般炭価格は高水準を維持する可能性か高いという見解
・承認プロセスが遅れているがリデル鉱区延長の承認は中止になる選択肢はなく時間の問題であるという見解
爆益か爆損かの勝負に賭けるつもりなのでこれから決算までの間の値動きに翻弄されないように心を保ちたい。市場の変化、情報監視、ストーリー検証は常に怠らず・・・
現在の保有状況