先週からトレードなしだったが本日1518三井松島に新規in。個人的に崇拝している井村さんと丸かぶりの銘柄を買うのは少し抵抗があったが今の相場で買えるのはここしかないと判断。自分の中でようやく買い材料が固まってきたのと株価も若干落ち着いてきたと判断したので寄り付きから強気の2000株買い。が、今日は見事な寄り天でさっそく含み損を抱える。景気後退懸念継続ということで相場全体が弱かったがロシア停戦に関するニュースやエネルギー高は一服か?という雰囲気で資源エネルギー全般が特に弱かった。
私が思う三井松島の買い材料とリスクシナリオを簡単に以下にまとめておく。
・日銀の金融緩和継続が改めて強調
円安トレンド継続の思惑。今期の会社想定は豪ドル円92円と強気想定だが円安トレンドが継続するのは会社業績にとってプラス材料。
・欧州中心に電力危機による石炭発電再開や延長の報道が相次ぐ
石炭需要増によるリデル炭鉱延長期待。短期的(年内)にはやはりリデル炭鉱延長の有無がカタリスト。権益延長維持決定が発表されれば株価は一段高すると思われる。
・西側諸国でロシア産石炭撤退
欧州は電力危機により石炭発電を再開延長せざるを得ない状況にも関わらずロシアから石炭の調達を絶ち調達先が絞られてる。今後も欧州中心に石炭争奪戦は激化するので石炭価格は高値圏推移が続く可能性が高い。
・脱炭素の流れで化石燃料の開発投資が増やせない
電力危機の中でも脱炭素トレンドは継続しなければならない。脱炭素による石炭需要減<石炭供給減が構造的に圧倒する。
・日本カタンの子会社化→次世代送電網整備計画テーマ思惑
リスクシナリオ
・リデル炭鉱延長なしの発表
今の株価がどの程度リデル炭鉱延長を前提としているか不明だが延長なしが発表された場合は短期での暴落が予測される。その場合は一旦敗走することになる。ただ延長を前提としていない経営計画を前提としている側面もあるので株価1000円とかにはならないか?
・石炭価格の急暴落
石炭価格が急落する要因として考えられるのは世界的な景気後退で資源エネルギー価格下落とロシアウクライナの停戦によるエネルギー価格下落。ただしロシア停戦が決まってもプーチン体制に屈する形での譲歩は考え辛い。停戦=ロシアから欧州へのエネルギー供給再開とはならず簡単に脱ロシアのトレンドは止まらないと見ている。ただしいつどこでシナリオ変更が起こるかはわからないので注視は続ける。
今日の資源エネルギー関連銘柄の暴落が一時的なのか、それとも下落トレンドの初動なのかは不明だが、今の三井松島は信用買い残多めで需給が悪い状態に見える。基本的に株価が下がったら値ごろ買いから信用買いは増えるので信用買いが増え続け上値が重くなるスパイラルに突入する。それでも今買った理由はリデル炭鉱延長の続報が今後いつ出てくるかわからないから。あと信用需給は予兆なく突然転換するものなので会社の見通しが良ければそこまで気にするべきではないと思っている。ただし今後もふるい落としは激しいと思うので100万円以上の含み損が訪れる場面も覚悟しておく。たとえ井村さんの売り報告が出たとしても自分の中でのストーリーが崩れないうちはホールドを継続したい。
現在の保有状況
米国CPI発表から連日地合いは良くない。しかし景気後退懸念が続いている一方で今のインフレが後退した場合=購買力復活で徐々に景気回復に向かうという共通意識も形成されつつあると思うので銘柄を絞って爆益確定機会を探っていきたい。