エル川の株ブログ 爆益への意志

株式投資についての私的雑記です。主にアウトプットとしてのブログです。こんなんでも爆益を夢見ています。投資日記的にやっていますがコメントくれたらうれしいです。Twitter https://twitter.com/elflf16

主力銘柄の状況整理(´・ェ・`)

市場の期待とは裏腹にウクライナ侵攻が始まった。株価は全世界爆下げ。原油、ゴールドなどの資源は上げ。ニッケルは一気に11年ぶりの高値を付けた。乗り遅れてはいけないと前回まとめた某銘柄(あまり知られたくないので銘柄名は書かない)を慌てて信用取引で買いまくるも冴えない動きで下落。チャート的な過熱感があったのもありそう簡単にはうまくいかない。

改めて自分を納得させるために買い要因と懸念要因を整理してみる。

買い要因

・弱気な通期予想

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3Qまでの経常利益進捗83.7%で4Qの見通しはかなり保守的。LMEニッケルの前提条件、為替共に保守的。にもかかわらずニッケル価格上昇は供給不足懸念が続き留まることを知らない状況。今はウクライナ情勢でさらに過熱しているがたとえウクライナ危機が去ったとしてもそもそも電池材料を十分に供給できていない状況だったので高値圏は維持していくと思っている。

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・LMEニッケル価格の上昇恩恵を一番受ける上場企業

フェロニッケルの販売価格はLMEニッケル価格が基準。この基準は2007年頃の中国資源バブル期も一貫していたので今後変更されるものではないと見ている。販売価格の基準となっているので価格上昇の恩恵を一番受ける上場企業だと判断している。

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・収益構造の変化で低迷期脱出の予感

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直近の収益後続は経常利益の比率が大きい。これは持分法適用関連会社による投資利益(フィリピンの鉱石会社)の比率が大きいため。ニッケルの価格が上がれば鉱石価格も当然上昇するので2022.3月期と他の年を見比べるにニッケル価格上昇の恩恵をダブルで受けているように見受けられる。昨今のニッケル市況の変化に寄り収益構造の変化が起きている可能性がある。ここ数年の低迷期を脱出していく兆候が見られる。

 

懸念要因

・NPIの台頭によるフェロニッケル市況縮小への不安

やはり一番の将来的な不安要素はフェロニッケルの代用品である安価のNPIの拡大が顕著なこと。NPIは急速な勢いで今後もシェアを拡大し続ける模様。

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ただしステンレス需要は成長を続けている+2020年にコロナで落ち込んだ後はフェロニッケル需要も増加傾向にあることから当面は成長せずとも少なくとも横ばい圏は維持できるのではないかと見ている。ここら辺はまだまだ調査すべきポイント。

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・チャート的な過熱感

私は基本的に中長期目線で入るのでチャートはあまり重視していないがやはり直近日足の過熱感が意識されている気がする。中長期観点で見ればまだまだ割安水準だと信じているが時価総額も低く値動きは不安定になっていくかもしれない。

日足チャート

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しかし総合的に精査してみて私はここ数年の低迷期を脱して2010年頃の株価水準まで戻していくと見ている。もちろん今後のニッケル市況次第という前提ではあるのだが・・・

月足チャート

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とりあえず4月末に上方修正を出すのは濃厚なのでそこから更なる評価がされることを期待している。それまでは爆下げが来てもひたすら耐えていくつもり。もし市場が今後のフェロニッケル市況に未来が見えないと判断すれば株価はこのまま低迷するだろう。しかしそれでもニッケル高騰の収益面での恩恵を考えれば割安だと思うのだが・・・

 

現在の保有状況

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現物とは別に信用口座で大きく含み損中。最悪のパターンになった場合の損失は700万~1000万を想定している。今のところは強気なので人生を賭けたフルレバ継続予定。とりあえずひたすら耐える覚悟をもって日々の監視を怠らないようにしたい。