エル川の株ブログ 爆益への意志

株式投資についての私的雑記です。主にアウトプットとしてのブログです。こんなんでも爆益を夢見ています。投資日記的にやっていますがコメントくれたらうれしいです。Twitter https://twitter.com/elflf16

理想の株式投資について考える(´・ェ・`)

ゴールデンウィークだが自粛生活で基本的にやることがないので投資手法や銘柄について今現在株式投資に対する考え方を自分の言葉でまとめてみようと思う。

もし読んでくれる人がいたら嬉しいが私は兼業投資家として大して成功してないし、今の自分自身の考えを整理するために書いているので的外れだったり客観的に見ておかしい部分がかなり多いと思う。

赤字部分は自分の中で特に意識すべきだと思っていること。

 

株式投資に臨むフォームの基本

トレードにおいて利確と損切りルールをあらかじめ決めておくことは投資の世界で生き残っていく上で必須であると言われている。どのような手法であってもトレードの基本は「利確は大きく損切りは小さく」である。この損小利大を繰り返し銘柄への投資回数(試行回数)が増えれば増えるほどリターンも増えていくというのが理想である。

 

例)100万円の投資を10回。

2倍で利確、0.8倍で損切り。10回中2回利確、8回損切りした場合

利確2回 +200万

損切8回 -160万

トータル+40万。

 

これは短期投資においても長期投資においても変わらない基本的なフォームであると言える。短期投資になるほど試行回数は増え値幅が小さく、長期投資になるほど試行回数は減り値幅が大きくなる

試行回数を増やして勝ちへと収束させていく考え方が基本で、これはいわば麻雀やポーカーといった不完全情報ゲームの攻略法と同じである。同時に自分の資産に対して正しいリスクを負うべきということも強調される。資産の全てを1つの銘柄に投資するのは危険で逆に資産の1%すら投資に回さないのは持たざるリスクなどと言われたりする。

これらを正しく把握し実践し続ければ誰でも勝てるはずだが、株式投資の難しい所は当然投資した銘柄が上がるか下がるかの判断が確率的に正しいのか間違っているのかの答えが用意されていない事である。例えば「この状況だとこの銘柄は今後80%の確率で上がる」という答えがあらかじめ用意されていれば誰もが勝てるはずである。ある銘柄が上昇する確率を自分自身で追及していく行為。これこそが株式投資の本質であると思う。

 

投資銘柄を選定する上での基本

上昇する確率の高い銘柄をどうやって選定していくのか?テクニカル分析ファンダメンタル分析、様々な選定方法があるがまずはトレードの時間軸に焦点を合わせることが最も重要であると私は思う。先ほど述べたように時間軸が短いほど投資銘柄への試行回数は増え値幅は小さく、長期投資になるほど試行回数は減り値幅は大きくなる。時間軸の短いトレードで勝つためには試行回数を増やさなければいけないため当然銘柄の動きを監視する時間は増える。そのため時間軸の短いデイトレードは日中働いている兼業投資家にとって不利で時間軸の長いトレードが有利であると言える。兼業投資家の私は中長期の時間軸での銘柄選定を基本としている。

 

中長期投資で重視すべき選定基準

では中長期で上がる可能性の高い銘柄とは何か?その判断の基準は大きく4つに分けられると思う。

・会社の規模、業績(成長性)

・過去と現在の評価の比較(割安性)

・今後の環境(テーマ性)

・現在の市況環境(需給性)

これらを総合的に判断して今後上昇すると思われる銘柄を選定し投資するタイミング選定していく。一つずつ述べていく。

 

・会社の規模、業績(成長性)

会社の規模、業績を確認して今後の成長性を判断する。会社の規模(時価総額)は小さいければ小さいほど株価は上昇しやすい。私は大体時価総額100億以下のグロース株を狙いたいと思っている。あらゆる情報から会社の独自性や成長性を見出せれば理想的である。

業績推移は株探などで確認している。また四季報の再来年以降の予想、中期経営計画など再来年以降の見通しも基準となる。四季報はあまり当てにならない銘柄も多いと言われているが個人投資家には意識されていると思う。自分が見出した企業の成長性に対して四季報が弱気と判断できれば良い。

決算短信で細かくセクター毎の業績推移も見られる銘柄もある。全体の決算数字は微妙に思えてもある特定の事業に対して大きな将来性が見いだせる場合もある。決算短信で明記していない業績が伸びた要因や落ちた要因などの情報もIRに電話確認してわかることもある。

財務状況なども詳しく確認すべきなのだろうが、正直今のところよくわかっていない。今の財務状況が株価にどう影響していくのか?詳しく見れれば何かしら見出せる場合もあるかもしれないが、グロース株に関しては株価が上がる基準としてはあまり意識されていないと思っている。とりあえず倒産リスクが低ければいいかという感じ。

他にもIR以外の情報から会社の事業環境を調べる。求人情報や転職サイトのオープンワークなどから会社の環境を推測する。オープンワークは古い情報も多いが、たまにその会社も強みや弱みが社員や元社員によって詳しく書き込まれていてる場合もある。

とにかく現在の市場が織り込んでいないと思える成長性を独自に見出すことが理想であると思う。

・過去と現在の評価の比較(割安性)

これは主に株探プレミアムのヒストリカルPERなどで判断できる。過去3年のPERと現在のPERが比較できるので大まかにだが現在の株価水準は割安か割高かなど確認することができる。割安性を表す指標といえばPBR,PERが一般的だが他にも業種や銘柄によってさまざまな指標を見比べてその銘柄の割安性を判断する場合もある。そこらへんを追求するのは今後の課題であると言える。

・今後の事業環境(テーマ性)

これは会社の成長性と被る。国策や流行など日々注目されるテーマは移り変わっていく。短期テーマ、長期テーマなどと分けられたりもする。連想ゲームで今後来るであろうテーマを先回りできれば理想的だが、時期や市況環境にも左右されるのでなかなか狙ってできることではないと考えている。以前はテーマ性というものを最も重要視して投資していたが、長期的なテーマ性というものは会社の成長性と大きく重なる部分があるので選定した銘柄がたまたまテーマとして乗っかってくれれば良いかな程度にと思っている。

・現在の市況環境(需給性)

これは大まかに投資するタイミングを判断する基準であると言える。株の需給性といえばし信用買い残売り残が連想されるが、決算発表のタイミングもこの需給性に含んで良いと私は考えている。機関の空売り残、信用買い残売り残の推移、決算発表時期は必ず意識する必要があると思う。

 

以上書ききれていない部分や理解が不十分な部分も多々あるが大まかにはこのような感じで銘柄選定をしている。

 

投資金額の基準

今現在私が意識している一つの銘柄への投資額は目安として資産の10%程度である。正直言って明確な根拠はない。自分の感覚で仮に損しても痛くない的な感覚がここである。基本的にはまずは打診買いのつもりで、状況に応じて買い増しを検討するようには意識している。自信が持てる銘柄が見つかれば更に比率を増やしたいと考えているがなかなか確信を持てる場面は訪れないし持てないし勇気が出せない。大きく損はしなくてもなかなか大きな利益を出すこともできていないように感じている。資産に対してどれだけうまくリスクを負えるかが今後の課題だと思っている。

 

利確と損切りの基準

今現在の手法として利確の基準は明確に定めていない。株価は上昇したらどこまで上がるのかはわからないからである。この価格を超えたら利確するといったものではなく上昇しきったと判断した場面で利確を意識するようにしている。長期投資になればなるほど利確タイミングは難しくなると思う。明確な基準を設けるのは難しく市況環境などでも左右されるためこの利確タイミングを見極めるというのは誰にとっても永遠の課題であると思う。

損切りの基準としては明確に何パーセント下がったらというのは定めていない。株価基準ではなく明確に損切りをする基準としては自分の思惑が外れたと判断できた時や投資ストーリーが崩れた時である。株価が下落した場合はなぜ下げているのか理由が見出せなくても自分には見えていない部分は必ずあるはずなので最初の買値から10%も下がったらその投資は失敗だったと判断して大体損切りしている。どんなに自信がある銘柄でも買値から20%以上も下がるようであればさすがに耐えないようにしている。3年程前に1つの銘柄で全資産の15%程(120万円くらい)の含み損を抱えていた時期があった。含み損は増えれば増えるほど損切りに踏み切れなくなる悪循環に陥る。当時の私はもうすでに損切りが出来る状態ではなくなっていた。運よく結果的にその銘柄は助かったがもうあんな状況には二度と陥りたくはない。

自分で書いてみてわかったがやはり損切り早めは徹底すべき最も重要なルールである気がする。

 

まとめ

株式投資で生き残っていく上で重要なことは「利確は大きく損切りは小さく」というルールを徹底する事、爆益を得る上で重要なことは適格な銘柄を見出し可能な限りのリスクを負うことであると思う。

私はまだ可能な限りのリスクを負えるようなタイミングを捉えることができていない。このブログを書き始めた当初は短期間で人生を変える爆益銘柄発掘を目指していたが、コロナショックとコロナバブルという一生に一度かも知れないチャンスを逃したし私には投資の才能はない。爆益を焦ると必ず失敗する。とにかく爆益を焦らず銘柄選定とタイミングは焦らず慎重に、ただ大きく勝負できると判断したら大胆に投資したいと考えている。