エル川の株ブログ 爆益への意志

株式投資についての私的雑記です。主にアウトプットとしてのブログです。こんなんでも爆益を夢見ています。投資日記的にやっていますがコメントくれたらうれしいです。Twitter https://twitter.com/elflf16

私の投資銘柄遍歴2 決算ギャンブル地獄

前回の記事のインテリジェントウェイブの決算は予想通り堅調でサプライズはなかった。翌日株価は寄りとともに下げたがすぐに買い戻され現在は決算前の数字に戻している。会社の中期計画には開発中の大型案件を織り込んでいないという何か含ませた記述がありそれを期待しての買いが入ったのだろうか。いずれにしろ私は相場の雰囲気を見て今年中に再度のトレードを考えている。

8月は夏枯れ相場ということもあり今はあまり気が進まない。大多数の個人投資家はそんな感じではないかと思う。今週はお盆休みなのでお正月のフラッシュクラッシュのような爆下げも警戒されるだろう。現在大きなポジションのない私は暴落を歓迎しているが日経平均2万の底は固そうである。

 

2017年の決算ギャンブル地獄

さて、前回の投資遍歴編に引き続き私の株式投資銘柄の過去を振り返っていこうと思う。前回双信電機という人生初の大きく賭けた銘柄で爆益を逃した私は、今度は決算ギャンブルで爆益を狙った。「2017年は楽勝だった」と個人投資家は口をそろえて言っており、2017の後半年末にかけては日経平均もうなぎ上りで「四季報の決算予想の良い銘柄に乗っかれば爆益確定」みたいな雰囲気が蔓延していたように思う。

当然私もその雰囲気に飲み込まれ、四季報が推している銘柄に決算ゼンツすれば爆益確定である!と考えるようになった。結果は以下のとおりである。

 

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悉く惨敗である。

 

一つずつ簡単に振り返る。

7927ムトー精工は決算2週間くらいまえに買っており、決算前に向けて徐々に下がっていった。当時私は「損切は大事」と意識しており逆指値を入れていたのだが、取引操作もおぼつかず逆指値金額を間違えて設定してしまい決算を迎える前に誤って売ってしまった。その後再度買い戻す気が起きず、結果決算は四季報の数字以上に良くて決算後に爆上げ。激しく後悔したのを覚えている。

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3656KLabはスマホゲーム関連の銘柄で買った日の引け後に上方修正が出て心踊ったが、翌日一旦上げた後で市場は材料出尽くしと解釈してその後下げ続けたため泣く泣く手放した。こういったいわゆるゲームセクター銘柄は決算の数字はあまり影響せず、ゲームのリリースやセールスランキングの思惑が大きく影響する銘柄なのだが当時の私は何もわからなかったのである。

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6400不二精機は確か四季報の予想を見て買ったような気がするがあまり覚えていない。この銘柄は市場中に決算が発表される銘柄で私は発表当日会社のお昼休みに1万株買った。一時一瞬で含み益が10万になったが決算発表と同時にやはり下げたためロスカットされていた。その後12月に日経新聞で中国の人工透析患者にこの銘柄の金型が爆発的な需要があると取り上げられ一時的に株価は自分が売った価格の2倍くらい上がった。あの時売らなければ・・・と後悔したのを覚えている。

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4234サンエー化研は単純に決算当日に買うも予想に反して最悪の決算で翌日ストップ安付近で手放した。単純に決算ギャンブル失敗銘柄である。

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6384昭和真空は決算ギャンブルで負け続けた反省を生かし、決算前には買わずに決算が良くて将来的にも伸びそうという理由で買った。スマホ向けレンズの独自技術を持っていて今後も順調に伸びるはずと思っていたが、「今後世界市場的に半導体が伸び悩む」というレポートをモルガン・スタンレーが出して関連銘柄が急落。昭和真空も一気に下げたため私は耐えきれずに投げた。

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というような形で徐々に損失を積み重ね当時の自分の資産700万のうちトータルで100万以上の損失を出した。

2017年は楽勝だったと多くの個人投資家は語るが、私にとっては地獄モードだったのである。

この経験から決算ギャンブルはもうしないと私は心に決めたのである。やはり雰囲気だけの投資手法では勝てないのだろうか・・・

次回へ続く・・・